2022年01月22日

東京消防庁T類 教養試験対策2022最新版(4)【判断・空間・数的・資料】

*教養試験各回の詳しい出題内容・分野別内訳は元サイトの以下のページに掲載しています。
⇒ https://tokyoshobo.uijin.com/contents01.html

 さて、現代文や英語(No.1〜8)に続く問題です。
 ここのところ判断推理4問(No.9〜12)+空間把握2問(No.13〜14)+数的推理(No.15〜18)+資料解釈5問(No.19〜23)という配列・内訳になっています。資料解釈は2016(平成28)年までは3問でしたが、2017(平成29)年からは一気に2問増やされ、5問出されるようになっています。資料解釈で取りこぼしをしないよう、練習を積んでおいてくださいね。
 それでは、直近5年(2016年1回目〜)の出題内訳をもとに、判断推理・空間把握・数的推理の各分野でとくに出やすい問題パターンを見てみます。

<判断推理>
 対応関係や順序関係の問題は毎回ほぼ確実に出ますが、それ以外では、
・試合:2016-1, 2017-2,2018-1,2018-2,2019-2,2020-2,2021の7回出題。
・論理(三段論法や対偶):2017-1,2019-1,2019-2,2020-1,2020-2,2021の6回出題。
・集合(とくに3集合):2016-1,2018-2,2019-1,2021の4回出題。
・暗号:2016-2,2018-1,2019-1,2020-1の4回出題。
・証言:2016-2, 2017-1,2019-2の3回出題。

 このあたりがよく出ているところですね。
 とくに最近は試合(トーナメント、リーグ)や論理(三段論法や対偶)の問題が頻繁に出題されていますので、それぞれの解法や代表的な問題パターンはしっかり確認しておいてください。

<空間把握>
 空間把握はずっと3問出ていましたが、2018(平成30)年から2問に減らされました。過去数年の出題を見ると、「立体の切断(面)」に関連する問題が頻出。その他、展開図や「立体の見え方」(投影)の問題も目立ちます。
 なお、2020年度1回目問題ではかなりひさしぶりに「サイコロの目」の問題が出ています。ちょっと気になりますので、解き方(着眼)は確認しておくとよいかも。

<数的推理>
 絶対とは言えませんが、4問の中に「確率(または個数の処理)」や「面積/図形」の問題が入っていることが多いです。また、「旅人算」(あるいは「混合算」や「売買算」)のようなオーソドックスな文章題もだいたい毎回1問、出ていそうな感じ。(これも絶対ではありませんが。)

ーーー
 どの分野にしろ、最近よく出ている主要な問題パターンについては解法・手順はしっかり確認しておいてくださいね。(たとえば、3集合の問題なら「キャロル表」の書き方…とか。)
 また、過去の出題を見ていると、一時期よく出ていたのにぱったり姿を消し、しばらくしてから再び登場する問題パターンもあります。その意味では、ここ十数年のあいだによく出されている時期が存在した「カレンダー(曜日の算出)」問題の復活なども考えられるでしょう。念のため、解き方(着眼)を確認しておくとよいかも。
 なお、すでに述べたように、最近の出題を見ると問題ごとの難易度にかなり差があったりします。試験当日は解きやすい問題と解きにくい問題を区別し、解きやすい問題で取りこぼしがないようにしましょう。
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2022年01月20日

令和3年版消防白書

 1月18日、総務省消防庁が「令和3年版消防白書」を公表しました。
https://www.fdma.go.jp/publication/hakusho/r3/63931.html
 約370ページ分もありますから、全部に目を通すのは厳しいですね。というわけで、とりあえず「概要版」(11ページ分)に目を通してはいかがでしょうか。昨年7月に発生した熱海市の土石流災害など最近の大規模自然災害や、消防防災分野におけるDXの実例など、押さえておきたい情報が簡潔にまとまっています。
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2022年01月17日

東京消防庁T類 教養試験対策2022最新版(3)【英語】

*教養試験各回の詳しい出題内容・分野別内訳は元サイトの以下のページに掲載しています。
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 現代文(No.1〜5)に続くのは英語の問題です。
 2017(平成29)年までは英文の内容一致問題+文法・語法問題の2問という組合せでしたが、2018(平成30)年1回目以降は「会話文問題や文法・語法問題で計3問」組合せが定着。通常の読解問題はずっと出されていません。最新2021年問題では3問すべてが会話文問題となっており、会話問題に重点を置いた準備をしておきましょう。

◆会話問題◆
 会話問題は2018(平成30)年1回目以降、すっかり定着しました。レベルは平易。ごく基礎的な英語力があれば正解できそう。会話でよく使われる決まり文句表現(定型表現)が手掛かりになることも考えられるので、いちおうチェックしておくとよいでしょう。

《チェックしておきたい決まり文句表現(定型表現)の例》
・You're welcome./ Not at all. / Don't mention it. / My pleasure.
・May[Can] I ask you a favor? − Sure. / Certainly.〜〜
・May[Can] I help you?     − No, thank you. I'm just looking.
・Shall I take a message?
・You have the wrong number.
・What's the matter (with you)? / What's wrong with you? - I have a headache.
・That's too bad.
・I'm a stranger around here.
・You can't miss it.  
・Will you pass me the salt? − Here you are.
・Do you mind if I smoke here? − Not at all.[Certainly not.]/ Yes, I do.
  *OKのときはNo/Not, 断るときは Yes
・How do you like Tokyo? / What do you think of Tokyo?
・I beg your pardon?
・Let me see.
・What do you mean (by that)?

 ……どういうときに使う決まり文句かわかりますか。

◆文法・語法問題◆
 最新2021年問題では3問すべて会話問題で文法・語法問題は出されていませんが、近年の過去問を見ると、3問のうち最大2問で文法・語法問題が出題される可能性があります。
 べつに難しいレベルではないので、もともと英文法が得意な人であれば「おいしい」問題です。一方で、苦手な人はどうするか迷うところ。こうした文法・語法系問題については、どういう分野から狙われるのかを予想するのはかなり難しいです。学習の効果が見込みにくいので、捨ててしまう選択もありでしょうか。(ただし、英語の問題数がジリジリ増えていることを考えると、中学校・高校・大学と英語の勉強を地道に続けることが今後、大事になってくるでしょうね。)
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2022年01月12日

東京消防庁T類 教養試験対策2022最新版(2)【現代文】

 冒頭の文章理解(現代文)の特色について、詳しく見ていきましょう。
*教養試験各回の詳しい出題内容・分野別内訳は元サイトの以下のページに掲載しています。
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 文章理解(現代文)は5問。(2010(平成22)年からずっと4問でしたが、2018(平成30)年から5問に増やされました。)すべて「要旨把握」の問題です。
 これまでは本文のある部分(多くは最終段落)に明示された筆者の結論・主張を適切に要約した選択肢を選べば正解、というタイプの、要旨把握としては「いかにもよくある」問題が多かったのですが、近年の問題を見ると年によって難易度がかなり異なります
 たとえば、2020年の過去問はややわかりにくく、筆者の主張に当たる内容がすんなりつかみにくい場合には、選択肢を1つ1つ本文と照合し、本文と食い違う内容の選択肢、本文にはまったく述べられていない内容の選択肢を消去して正解を絞りこんでいくといった手順を取らざるを得ない問題も多く見られます。一方、最新2021年の文章理解・現代文の問題はきわめて平易で、本文を軽く一読すれば正答を選ぶのにまったく迷いを感じません。では、2022年以降もこうした易しい問題が続くのでしょうか? そう断じるのは早計です。なぜなら、2021年9月に行われたU類採用試験の文章理解・現代文の問題レベルはとくに易化していないからです。(いままでのところ、極端に易化したのは2021年5月のT類採用試験の問題だけ。)
 問題の難易度がこれほど目まぐるしく変化する理由は定かではありませんが、とりあえず2022年度問題の難易度は予測できません。どのようなテイストの問題が出ても戸惑わないようにするためには、最新2021年度問題だけではなく、数年前の過去問題にも目を通しておくのが望ましいでしょう。
 なお、文章理解・現代文ではここ十年以上、すべて「要旨把握」形式の問題になっていますが、2009(平成21)年以前は「空欄補充」「並べ替え」などもふつうに出題されていました。他の自治体・職種との併願を考えれば、こうした他の形式の問題の練習もきちんとやっておくべきでしょうね。(東京消防庁の教養試験にいきなり復活する可能性だってゼロではありません。)
posted by TP at 07:00| 教養試験対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月07日

東京消防庁T類 教養試験対策2022最新版(1)【総論】

 予告通り、今日から始めます。
 これからT類消防官採用試験の教養試験対策に関して、出題分野ごとに傾向と対策をまとめていくつもりですが、まずは出題の内訳や全般的な傾向について確認しておきましょう。

<出題内訳について>
 東京消防庁消防官T類の教養試験は全部で45問(必答)、制限時間は120分です。問題は独自のもので、他の行政機関・自治体で出されている教養試験とは異なります。
 2017(平成29)年以降、分野別の出題数の変更が相次ぎ、最新の出題内訳には以下のような特徴があります。
★数的・判断・空間・資料など知能分野のウェイトが高いのは東京消防庁に限らず、多くの自治体の教養試験に共通する特徴ですが、とくに近年は資料解釈の問題が5問も出され、他の自治体・職種に比べても明らかに多くなっています。資料解釈の問題には十分に慣れ、余計な取りこぼしがないようにしておきましょう。
★知識分野では数学・理科の問題数が非常に多いことで知られてきました。近年は以前よりも問題数が減らされてきており、数学が4問、理科(物理・化学・生物)で6問。ただ、これでも他の自治体・職種に比べれば数学・理科のウェイトはかなり大きいと言えます。
★冒頭の文章理解・現代文(5問)はすべて要旨把握問題で、その他の形式の問題(並べ替え・空欄補充など)は長らく出題されていません。
★英語の問題数は長いあいだ2問でしたが近年は3問に増えています。ただ、内容的には会話文の問題や文法・語法系の問題で占められるようになっており、読解問題は姿を消しています。

<難易度・レベルについて>
 近年は問題ごと、出題分野ごとの難易度が極端にぶれる傾向があります。たとえば、2021(令和3)年の教養試験では文章理解・現代文はありえないほど易しく、逆に理科などではありえないほど解きにくい問題が見られました。
 したがって、過去問題にあたる場合、難易度のぶれがとくに激しい最新2021(令和3)年の問題だけでなく、もうすこし以前の問題までさかのぼって目を通すとよいでしょう。
 また、極端に易しい問題と極端に難しい問題が混在するような傾向がかりに続くとするなら、試験本番でも難しい問題にはこだわらず、「確実に取れる」ところで得点することを意識すべきです。

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