2019年05月29日

災害情報 5つの警戒レベルに

 5月27日付朝日新聞に「避難情報 わかりやすく」という記事が掲載されていました。ご覧になりましたか?
 災害時には気象庁や自治体から防災気象情報、避難情報が出され、避難が促されます。しかしながら、情報を受けても実際には避難しない人も多いのが実情です。昨年7月の西日本豪雨では、200人以上もの犠牲者が出てしまいました。気象庁や自治体の情報が迅速な避難行動につながらない背景には、避難情報がわかりにくいことがあると考えられます。そこで、政府の中央防災会議は、気象庁や自治体が出す情報を具体的にどんな行動が求められるのかという観点から5つの警戒レベルに整理しました。

・警戒レベル1:災害への心構えを高める
・警戒レベル2:避難に備え、行動を確認する
・警戒レベル3:高齢者などが先行して避難
・警戒レベル4:全員避難
・警戒レベル5:命を守るために行動

 たとえば気象庁では今後、各種情報を伝えるさい、どのレベルなのかを示すようになります。「レベル4」なら全員が避難する……というふうに、具体的にどう行動すべきかがすぐわかるようにするのがねらいです。
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2019年05月28日

東京消防庁消防官T類(1回目)1次試験の講評

 5月26(日)に受験されたみなさん、本当にお疲れさまでした。出題について簡単にコメントしておきます。

<教養試験>
 分野別の内訳は前回と同じですね。ただ、前回1問だった英語の対話文(会話表現)の問題は2問に増えています。グローバル化の進展を背景に、「会話重視」の流れは定着しそうな気がします。今後は英会話で用いられる定型的な表現をおさえて臨むべきかもしれません。(時期をみて、まとまった対策資料を作成、公開しようと考えています。)

<論文試験>
 ついに出題されましたね! 「救急」のテーマで事前に答案を書いていた人は「やった!」と思ったことでしょう。
 出題形式に着目すると、5回連続で「資料・グラフ」を読み取るスタイルになりました。ただ、前回までとは違いもあります。今回の課題文には「読み取れる課題と対応策」とあるだけで、「課題を2つあげ」という指示はついていませんよね。
 そういうわけで、おおまかに課題を(1つ)示し、続けて対応策をいくつか示すというシンプルな構成が考えられます。
 課題をおおまかに(1つ)示すとすれば、3つめや4つめなどの理由からうかがえるように、「(救急車の)不適切な利用が少なくない/不適切な利用を減らすべき」などという内容でとくに問題ありません。この課題への対応策のほうは、
・#7119(救急相談センター)の周知、認知度向上
・救急車の適切利用を呼びかける広報、啓発活動
・夜間、休日診療の情報をわかりやすく提供
 ……など、具体的にいろいろ思い浮かぶでしょうから、あとは適切に切り分けて述べていけばOK。

 課題⇒対応策1⇒対応策2(⇒対応策3)…

 こんな構成(段落配置)が一番ラクだったでしょう。
 むろん、これまでの過去問(平成29−30年)に合わせて課題を2つ切り出し、

 課題1+2⇒課題1への対応策⇒課題2への対応策
 あるいは
 課題1⇒課題1への対応策⇒課題2⇒課題2への対応策

 ……のように構成することも可能です。ただし、その場合は課題1と課題2が内容的に重ならないように気をつける必要がありますね。たとえば、「軽症や重症の判断がつかない」「夜間・休日で診療時間外」の2つの回答に着目し、それぞれ別に課題を設定し、対応策を述べる……といったかたちでしょうか。
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2019年05月20日

記事カテゴリの変更

 このたび、これまでの記事のカテゴリ「教養試験対策」「論文試験対策」「面接試験対策」に、新しく「試験関連情報」「報道・ニュース」「説明会など」の3つを追加しました。(これまでは多様な記事がすべて「日記」カテゴリに入れられ、内容がわかりにくかったからです。)

◆試験関連情報:採用試験の日程などに関する記事
◆報道・ニュース:東京消防庁についての新聞・テレビの報道やネット上に新しく公開された資料に関する記事
◆説明会など:採用説明会やインターンシップなどに関する記事

 なお、目前に迫った1次試験対策の記事だけをチェックしたい方は、右サイドバーに表示されているカテゴリから「教養試験対策」や「論文試験対策」の記事だけを表示してください。
posted by TP at 16:38| その他(更新情報など) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月09日

東京消防庁公式アプリ

 5月9日、東京消防庁はスマホやタブレット端末に対応する公式アプリの配信を開始しました。
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/inf/app/index.html
 アプリでは救急受診ガイド、救命措置のやり方、防災気象情報、など多彩な情報を利用できます。日本語の他に英語、中国語、韓国語に対応。マスコット「キュータ」とのチャット、ミニゲームなどのお楽しみコンテンツも。外国人観光客・外国人住民はもちろんのこと、スマホを使い慣れている若い世代への普及も期待されます。
posted by TP at 21:27| 報道・ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月02日

「地域防災力の一層の充実強化」に関する大臣書簡

 4月26日付で、総務大臣が都道府県知事及び市区町村長に対し、「地域防災力の一層の充実強化」に関する書簡を発出しました。書簡の内容はHP上で公開されています。
https://www.fdma.go.jp/pressrelease/houdou/items/190426tibouhoudou.pdf
 書簡において、総務大臣は地方自治体の長に向け、
・今後を見越して地域防災力の充実強化をどのように図っていくかを、住民、事業者などと議論すること
・とりわけ、地域防災力の中核的役割を担う消防団の充実強化を図ること
・そのためにも消防団員の確保に向けた取組を進めること
 ……の3点を要請。
 全体として、地域における消防団の役割の重要性を改めて強く訴える内容になっています。短いもの(全文で1300字足らず)なので、ざっと目を通してみては?
 なお、東京消防庁管内の消防団に関しては、東京消防庁の広報テーマ2019年4月号に取上げられています。
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/camp/2019/201904/camp1.html#fire_department05
 消防団の活動内容はもちろんのこと、特別区の「学生消防団活動認証制度」「消防団協力事業所表示制度」などについても、いま一度、名称や内容を確認しておくとよいと思います。(論文の答案中に言及することも考えられるので。)
posted by TP at 06:00| 報道・ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする