2021年03月03日

東京消防庁T類 論文試験対策2021最新版(1)

*東京消防庁T類論文の実際の過去問については、以下のページにまとめてありますのでご覧ください。
https://tokyoshobo.uijin.com/contents03.html

 
 東京消防庁T類の近年の論文課題を見ると、2017(平成29)年1回目から2020年度1回目までは、与えられたグラフやアンケート結果などを読み取って論述する形式が続きました。2020年度2回目では傾向がガラリと変わり、「社会人として必要なもの」を論じるという作文のような課題になりましたが、今後、こうした課題が続くのかはちょっとわかりません。(2020年度2回目試験は「追加募集」のようなかたちで急きょ実施された経緯があるため。)したがって、2021年度採用試験を受験するみなさんは、グラフを読み取る形式を想定して答案を書く練習をする一方で、「仕事」に関わる作文のような課題でも書けるように備えておくのがよいと思います。
 ここ10年くらいの問題を眺めると、東京消防庁T類の論文課題はだいたい以下のようなタイプに分けることができます。

A:時事的・社会的なテーマについて、対応策や取組みを述べさせるもの
 2017年1回目から2020年1回目まで、7回続いた「グラフ読み取り」形式の課題も、内容的にはこのタイプに属します。
 与えられるテーマは「地震」「防災意識」「火災」「救急」など消防の業務に直接関連するものから「少子高齢化」「国際化」「情報化」など、広く社会環境の変化に関わるものまでさまざまです。

B:組織や仕事のあり方に関わるもの
 2020年度2回目の課題もそうですが、すこし以前の過去問では2016年度2回目、2015年度2回目などもこのタイプ。

C:ある特定のテーマに関連し、「自らの経験」を踏まえて考えを述べさせるもの
 2013年度2回目、2012年度2回目などで出題されています。

D:「都民が東消に期待していること」など、東京や都民に焦点を当てたもの
 2011年度2回目の出題などが典型です。

 直近の過去問を見るかぎり、AタイプまたはBタイプが出題される可能性が高いか? ただ、CやDのようなタイプが久しぶりに復活する可能性も考えられます。
 以上より、まずはAタイプとBタイプの答案の書き方をしっかり検討していきたいと思います。それが終わったら、念のためにCタイプ、Dタイプの答案の書き方にも言及するつもりでいます。
 (次回に続く。)

※なお、過去問の答案例やくわしい解説は『東京消防庁消防官T類 論文試験対策テキスト(2021年受験版)』に収録しています。内容については以下をご覧ください。参考にしていただければ幸いです。
⇒ https://tokyoshobosiken.seesaa.net/article/480170884.html
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2021年03月02日

東京消防庁T類 論文試験直前対策シリーズ記事を開始

 東京消防庁1類採用試験・教養試験対策2021年版のシリーズ記事が終了しました。続いて明日(3月3日)からは、論文試験対策のシリーズ記事(最新2021年版)をスタートします。
 東京消防庁1類の論文試験は独特な傾向があり、1次試験でのウェイトもかなり高いと推測されています。教養試験にもまして周到な準備が必要です。
posted by TP at 13:00| その他(更新情報など) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東京消防庁T類 教養試験対策2021最新版(7)【物理・化学・生物】

*教養試験各回の詳しい出題内容・分野別内訳は元サイトの以下のページに掲載しています。
⇒ https://tokyoshobo.uijin.com/contents01.html

 理科の問題はNo.40〜45。2016(平成28)年までは物理・化学・生物が各3問(地学はもともと出ません)でしたが、2017(平成29)年から生物が2問に減らされ、さらに2018(平成30)年から各分野2問ずつに減らされました。
 9問から6問へと問題数は急減したわけですが、しかし6問でもかなりのウェイトを占めているわけで、対策で手を抜くことはできませんね。理科が苦手な人はいったいどうすればよいのか……ということになりますが、とりあえず化学は未習者にとってはけっこう厳しいかも。事前に対策して点を取りやすいのは物理と生物ではないかなと思います。それぞれの対策を述べると……

<物理>No.40〜41
 とりあえず物理の超重要公式だけは(理解できなくても)丸覚えしておくとよいかもしれませんね。(「オームの法則」「等加速度直線運動の公式」……とか。)公式さえ覚えていれば、それに数値を代入してたやすく答えが出せるような問題もけっこうあるからです。

<化学>No.42〜43
 出題される分野は絞りにくいです。ただ、まったく知らなくても「常識的判断力」で正解がわかってしまうような問題が出る可能性もありますから、試験会場ではあきらめずに食い下がってみましょう。

<生物>No.44〜45
 従来はヒトの「目」「耳」「脳」「神経細胞」「腎臓」「心臓」「血液循環」「ホルモン」……など、人体関連の出題ばかりなのが特徴でした。ただ、2013(平成25)年以降は「細胞分裂」「細胞小器官」「DNA」あるいは植物関連の問題など、出題分野が広がってきつつあり、なかなか出題が読めなくなってきています。でも、少なくとも2問中1問は必ず人体関連だと思いますから、まずは人体関連の項目からチェックしていきましょう!
posted by TP at 07:00| 教養試験対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月01日

東京消防庁T類 教養試験対策2021最新版(6)【数学】

*教養試験各回の詳しい出題内容・分野別内訳は元サイトの以下のページに掲載しています。
⇒ https://tokyoshobo.uijin.com/contents01.html

 数学の問題はNo.36から39までの4問。以前は5問出ていましたが、2018(平成30)年から4問に減らされました。ただ、それでも他の採用試験に比べれば数学のウェイトはかなり高いです。
 出題内訳は以下のようになっています。
2020-2:記数法 確率 場合の数 式の展開
2020-1:式の値 変数の範囲 外接円の半径 個数の処理
2019-2:連立方程式 2次不等式 円に内接する四角形の面積 変数の範囲
2019-1:絶対値を含む方程式 2次関数の最小値 三角不等式 順列・組合せ
2018-2:因数分解 放物線の平行移動 角の2等分線と辺の長さ 等差数列の和
2018-1:不等式 2次方程式 式の展開 場合の数
2017-2:不等式 放物線の決定 三角比 正四角錐の高さ 指数関数の最小値
2017-1:因数分解 最大値・最小値 確率 整数 数列
2016-2:因数分解 2次方程式の解の配置 円に内接する四角形 円の弦の長さ 3次関数の極大値・極小値
2016-1:因数分解 2次関数の最小値 面積 場合の数 漸化式
2015-2:数列 絶対値を含む不等式 2次関数の最大値 面積比 組合せの数
2015-1:式の値 2次不等式 三角形の内心 期待値 ベクトル
2014-2:2次関数と直線の交点 2次関数のグラフと平行移動 辺の比 確率 ベクトル
2014-1:自然数解 放物線が直線に接する条件 三角比 場合の数 等比数列の和
2013-2:対数 1の3乗根 座標平面と円 三角比 3次関数のグラフにおける接線の傾き
2013-1:恒等式を用いた分数の計算 三角比の相互関係式 展開公式 2次関数のグラフの移動(原点に対称な移動) 球を4等分した立体の表面積
2012-2:2次関数の最大値 分数の計算 剰余定理 正二十角形の内角の大きさ 絶対値を含む1次不等式 
2012-1:数列 対数 集合 2円の交点を通る直線の方程式 三角比の相互関係式


 「2次関数」「三角比」のような数学T範囲だけでなく、「指数」「対数」「微分」(数学U)、「数列」「ベクトル」(数学B)などから出される可能性もゼロではないのですが、上の表からもわかる通り、最近ではほとんどが数学Tや数学Aの問題になっていますから、まずは数学T・数学A範囲を固める方針でよいのではないでしょうか。方程式や不等式・2次関数・三角比(図形の計量)・確率、場合の数など数学T・数学A範囲をしっかり固める。さらに余裕があるようならば、数学Uや数学B範囲についても実際に出た問題の公式や解法を追加で押さえていくようにする……という感じで。
posted by TP at 07:00| 教養試験対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする