2021年06月09日

東京消防庁消防官1類採用試験 1次合格発表

 本日、東京消防庁消防官T類採用試験の1次合格者が発表されましたね。
 受験者数2835人に対し、1次合格者は1211人。ちなみに、昨年(1回目)は受験者2976人に対して1次合格者は819人でした。今年の最終合格者は多く出ると予想されますが、1次合格者がこれほど多いとなると決して気は抜けません。
 2次試験(面接)に臨まれるみなさんはしっかり準備をしてください。こちらに掲載してきた「面接試験直前対策記事」なども参考にしていただければ幸いです。
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2021年06月08日

【面接試験直前対策記事−10】規範意識・倫理観に関する質問

 たとえば「公務員の不祥事についてどう思うか」といった質問はわりとよくあるのだが、こうした質問で気をつけたいのは、「他人事」「外部からの批判」のような答え方にならないようにすることだ。
 「不祥事はあってはならない」のは当然だが、自分自身が公務員を目指す者であることを決して忘れないように。法律・規則をしっかり守り、高い倫理観をもって職務に取り組むつもりだという自らの決意・心構えを明確に語ってほしい。
 なお、2017(平成29)年1回目に「面接2回」方式が導入されたことについてはすでに言及したが、このとき2回目の面接は具体的な事例(ケース)を引いて規範意識・倫理観を問うような内容になっていた。たとえば「飲み会で未成年の仲間が飲酒しようとしている。あなたはどうするか?」といった感じ。
 この手の質問に、「自分ならこうする」と述べるだけでは不十分。自らの見解・判断の根拠がさらに問われるに決まっているからだ。かりに「法や規則はきっちり守るべき」という立場で具体的に答えるとすれば、「法や規則が存在するのはなぜなのか」「組織としてコンプライアンスの意識を高め、不祥事を防止するためにはどうしたらよいのか」といった点までしっかり考えをまとめておくようにしたい。
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2021年06月07日

【面接試験直前対策記事−9】希望部署/これからやりたい仕事

 これも確実に問われそうな項目の一つ。答え方には細心の注意を払う必要がある。留意点を以下に挙げておこう。

★該当する仕事や部署の正式名称はしっかり確認しておく
 あやふやならば採用サイト、募集パンフレットなどでいま一度確認を。

★あくまで消防官志望者の立場から話す
 「取り組みたいこと」「やりたいこと」を述べよ、といった場合にはとくに注意が必要。自分自身のこだわりだけで述べると、「それなら他の仕事(医療関係・警察…など)のほうがいいのでは?」と返されて「・・・」と言葉に詰まってしまうケースがある。「やりたいこと」「取り組みたいこと」は、消防組織の中に含まれる業務から具体的に語ること。「消防官でなくてもそういうことは言えるよな」といったあいまいな内容ではダメ。

★標準的なキャリアコースをふまえて話す
 新人の多くは消防学校卒業後、消防署で主にポンプ隊員として実務を経験し、その後、より専門的な仕事に分かれていく……というのが標準的なキャリアコースになっている。したがって、そうした流れをすっとばし、いきなり専門的・特殊な部署の話題だけを取り上げると違和感を与える可能性もある。かりに特殊な希望部署をあげるとしても、念のため「さまざまな職場を経験しながら、自分の適性を見極めていきたい」……といった話し方を心がけると無難かも。

★「どんな部署でも全力を尽くす」覚悟を明言する
 希望部署をはっきり特定する/しないは別にどちらでもよいが、いずれにせよ「どんな部署であれ、与えられた職務に全力を尽くす」という姿勢は明確にことばにしておくように心がけよう。面接官としては、「入ってみたけどなんだか思っていたのとは違うから/やりたかった仕事じゃないみたいだから……」といった理由であっさり新人に辞められてしまうのは非常に困るのだ。そういうケースがなるべく起きないように、受験者一人ひとりに消防官という仕事へのこだわり・強い覚悟があるのかを見定めようとするはず。したがって、この手の質問(「希望する部署でなくてもしっかりやってくれるか?」など)に対し、あいまいで煮え切らない答え方は絶対にしないこと。
 言い方はいろいろあるだろう。「どんな部署であれ、都民の安全を守る重要な役割を担っていることには変わりありませんから、自分に与えられた持ち場で全力を尽くします。」のような返し方は最もありふれたものだが、それならそれで構わない。
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2021年06月05日

【面接試験直前対策記事−8】友人関係/家族関係について

 「友人は多いか」「友人からどんな人間だと思われているか」「友人との関わりで気をつけていることは?」「苦手な人とどうつきあうか」といった質問にも気をつけよう。正解の答え方というのが決まっているわけではないが、とにかく、相手方に余計な不安を与えないように答えるのが原則だろう。
 友人関係については「交友関係は(ある程度)広く、円滑な関係を維持できている」という前提で答えるべきだろうし、「苦手な人とのつきあい方」についても、穏当で常識的な答えに徹するようにする。(「まずは相手の立場になって考えてみるようにする」「感情を表に出さず、ふつうにふるまう」「プライベートな部分に深入りせず、適切な距離を保つようにする)」……などなど。)
 家族に関連しては、「あなたが消防官を目指していることを家族はどう言っているか」といった質問が多い。「家族は自分の決断を尊重し、応援してくれている」……といった前提で答えるのが自然だろう。(「家族の猛烈な反対を押し切った」みたいな答え方をされると、面接官のほうが心配になってしまう。)
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2021年06月03日

【面接試験直前対策記事−7】集団生活(消防学校)について

 集団生活(消防学校での生活)については必ず問われると思っておいたほうがよい。「消防学校に入るにあたって不安はないか」、もっとはっきりいえば「消防学校での集団生活に耐えられるか」といった類の質問だ。
 基本的に「問題ない」「不安はない」と明確に答えきることが大事だろう。(そこに非常に不安があるという人は、そもそも消防官のような職種を目指すべきではないのでは?)もちろん、きっぱり答えるだけでなく、そう思う根拠・裏づけも示す必要があるが、「私は〜〜時代からずっと○○部に属しており、一時は寮生活も経験しましたから、集団行動には慣れています」といった程度の説明でべつに構わない。
 また、これに類似した質問として、組織の中での人間関係についての質問もある。「あなたよりも年下の者が上司になることもあるが大丈夫か?」……といったものが典型。こちらも相手方に余計な不安を与えないように、明確に答えきるべきだ。
例:「年齢については気になりません。現在の職場(アルバイト先)でも先輩スタッフは私よりも年下ですが、きっちり信頼関係を築いています。/早く入庁した先輩方から学ぶのはあたりまえのことで、年齢はべつに関係ないと思います。」
 余談だが、消防学校に関する話題に限らず、集団・チーム内での関係について質問されることは多いようだ。「チームの中に規律を守れない人がいたらどうする?」「チームメイトと意見が合わなければどうする?」といった質問はその典型。バランスのとれた答え方を事前に考えておこう。
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2021年06月01日

【面接試験直前対策記事−6】これまでの経歴・経験について

◆大学で何を学んだか
 大学生であれば、「大学で何を学んでいるのか」という質問はかなりの確率であるだろう。場合によっては、高校卒業時点でさかのぼり、その学部(学科)を選んだ理由について訊かれることも。この手の質問に対しては、とにかく、要点をわかりやすくまとめて話すこと。自分の学科や専攻分野について、相手がイメージしやすい説明を事前に準備しておいてほしい。(最近は、具体的にどのような勉強をしているのかがわかりにくい学部名・学科名も少なくないので……。)
 その他、あえて事前に考えておきたいポイントとしては、

★学生時代の専攻がこれからの仕事にどのように活かせるか
 という点も挙げられるだろう。救急救命学科の学生⇒救急隊員といったケースならとくに説明の必要はないが、一見すると消防の業務に関係ないような専攻分野であっても、なんらかのつながりはあるかもしれない。そこを考えておいてほしい。
 なお、社会人経験がある人なら、「勤務先で何を得たか(学んだか)」「勤務先で学んだことをこれからの仕事にどのように活かせるか」を考えておく。ただし、社会人の方はそれに加えて「なぜ仕事をやめてしまったのか/なぜいまの仕事をやめたいのか」を問われる。あえていま消防官への転身を図る理由として納得のいくものを用意しておく必要がある。言うまでもないが、「前職の仕事がいやになったから」といったような消極的な答え方は絶対にNGだ!

◆失敗した経験/困難に直面した経験
 こうしたエピソードを語るよう、求められることもある。むろん、大事なポイントは「失敗」「困難」よりも、事態を打開するために自分がどのような行動をとったのか、その一件から自分は何を教訓として学んだのか、というところにある。消防官の仕事の内容を考えるなら、「失敗」「困難」の経験として挙げるのは、

・原因を特定して対応策を決めるなど、冷静に判断し、行動した事例
・自分一人ではなくチームで(仲間と)力を合わせて対処した事例


 ……であることがより望ましいだろう。
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