2021年12月26日

令和3年版 救急・救助の現況(全国)

 総務省消防庁は12月24日、「令和3年版 救急・救助の現況」を公表しました。
https://www.fdma.go.jp/pressrelease/houdou/items/211224_kyuuki_1.pdf
 令和2(2020)年中の全国の救急出動件数(救急車によるもの)は約593万件で前年比−10.6%、また搬送人員は約529万人で前年比−11.4%。救急出動件数、搬送人員ともに平成20(2008)年以来、12年ぶりに減少しました。背景には新型コロナウイルス感染症の拡大による社会活動、人流の抑制があると考えられます。
 一方、現場到着所要時間は全国平均で約8.9分(前年比+0.2%)、病院収容所要時間は約40.6分(前年比+1.1分)で、これらは前年よりも増加。感染拡大にともない、救急患者の受け入れ体制がひっ迫したことも背景にあるのでしょう。
 その他、資料を眺めていると興味深いグラフがたくさん見られます。いくつか拾っておきますと……

・事故種別の救急出動件数を見ると、平成12(2000)年に全体の16.3%を占めていた「交通事故」が、令和2(2020)年には6.2%にまで減少している。。一方、「急病」の割合は56.0%から64.9%に、「一般負傷」の割合は12.3%から16.0%に増加した。
・年齢区分別の搬送人員を見ると、平成12(2000)年には全体の37.3%だった「高齢者」(65歳〜)が令和2(2020)年には実に62.3%を占めるに至っている。(「後期高齢者」(75歳〜)だけでも46.5%。)一方、「成人」(18〜65歳)の割合は51.2%から31.3%に減った。
・事故種別の救助出動件数を見ると、平成12(2000)年に51.8%を占めていた「交通事故」は令和2(2020)年には21.6%まで減少。一方、「建物などによる事故」は平成12(2000)年の13.8%から令和2(2020)年には41.3%に急増。
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2021年12月17日

住宅防火10の心得

 年の瀬を迎えて、東京消防庁「住宅防火10の心得」のページが更新されました。
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/topics/10_kokoroe/index.html
 改めて「10の心得」を確認してみますと…

1 調理中は、こんろから離れないようにしましょう。
2 寝たばこは、絶対にやめましょう。
3 ストーブの周りに、物を置かないようにしましょう。
4 家の周りを整理整頓しましょう。
5 ライターやマッチを子供の手の届く場所に置かないようにしましょう。
6 コンセントの掃除を心掛けましょう。
7 住宅用火災警報器を全ての居室・台所・階段に設置し、定期的な作動確認をしましょう。
8 寝具類やエプロン・カーテンなどは、防炎品にしましょう。
9 万が一に備え、消火器を設置し使い方を覚えましょう。 
10 ご近所同士で声をかけあい火の用心に心掛けましょう。

 自分の生活をふりかえると……前半はまったく問題なし。でも、後半の心得については怪しいです。コンセントをいつもきれいにしているとは言えませんし、消火器も設置してはいるものの、使い方をきちんと正確に覚えているかと問われると…。8つめの心得についてもあまり考えていなかった気がします。皆さんはいかがでしょうか。
 なお、上のページのそれぞれの心得をクリックすると必要なデータや知識を得られます。時間があれば、ぜひ一通りご覧ください。T類採用試験の論文課題に住宅火災が取り上げられる可能性もなくはないですし。(事実、2019[令和元]年2回目採用試験で出題されています。)
https://tokyoshobo.uijin.com/contents03.html
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2021年12月12日

2021年度東京消防庁消防官2類採用試験の解答解説

 2021(令和3)年9月5日(日)に行われた2021年度東京消防庁消防官1類採用試験の詳しい解答解説をこのたび作成、公開しました。参考にしていただければ幸いです。
⇒ 教材リスト
 教養試験各問の解説だけでなく、論文試験の解説・答案例も掲載しています。
posted by TP at 06:00| その他(更新情報など) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする