2019年01月13日

平成30年版 救急・救助の現況

 1月11日、総務省消防庁は「平成30年版 救急・救助の現況」を公表しました。
 http://www.fdma.go.jp/
 救急の現状を知る意味で、ざっと覗いておくとよいでしょう。
 概要は以下の通り。

・平成29年中の救急車の出動件数は約634万件、搬送人員は約574万人で過去最多。高齢化を背景に、どちらも毎年増加し続けている。cf. 20年前(平成9年)の救急車の出動件数は約348万件、搬送人員は約334万人。
・事故種別ごとの救急車の出動件数の推移を見ると、急病と一般負傷は増加している一方、交通事故は減少している。 cf. 2018年の交通事故死者数は全国で3532人と、1948年以降の統計で過去最少。
・救急車の輸送人員の内訳を年齢区分別にみると、高齢者が約6割を占める。
・救急車の輸送人員の内訳を傷病程度別にみると、軽症が約半数を占める。
・救急車による現場到着所要時間は全国平均で8.6分、病院収容所要時間(入電から医師に引き継ぐまでに要した時間)は全国平均で39.3分。どちらも一貫して延伸傾向にある。cf. 平成9年はそれぞれ6.1分、26.0分。
・一般市民が目撃した心原性心肺機能停止傷病者は25538人。そのうち一般市民が心肺蘇生を実施した傷病者は14448人(約57%)、(AEDで)除細動を実施した傷病者は1260人(約5%)。
posted by TP at 07:00| 報道・ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする