2020年07月22日

論文試験対策 直前シミュレーション

 異例の延期を経て、いよいよT類採用試験の1次試験が迫ってきました。論文試験にむけた準備は万全でしょうか。
 論文試験のテーマを予想するのは難しいですが、近年の出題傾向をふまえ、ここではとくに「押さえておきたいテーマ」をいくつかあげてみることにしたいと思います。かりに本当に出題されたら、どのような内容で書いていくか(どんな論点を取り上げるか)、おおまかにシミュレーションしてみてください。

★防災系のテーマの確認
 防災系のテーマについてはすでに固めきっているというみなさんも多いことでしょう。「防災」全般というのではなく、もうすこし細かく場合分けしたうえで、それぞれ自分ならどのような内容で論述するかを考えておくとよいかもしれません。
<シミュレーション例>
・首都直下地震に備えてどのような取組みが必要か?
*一般的な「地震対策」だけではなく、「木造住宅密集地帯」や「高層建築物」の存在、大量の「帰宅困難者」の発生など、東京に特有の事情についても整理しておきましょう。
・地域防災の要となる消防団員を増やすためにはどのような取組みが必要か?
*これは対策課題(練習課題)としても出題しておきました。もちろん、「消防団員が減少している原因、背景」などについても事前にきちんと整理しておいてください。
・災害発生時、高齢者(や障がい者)の安全を守るためにはどうすればよいか?
*ここ数年、頻発している台風・豪雨災害でも、避難が遅れた高齢者が犠牲になるケースが非常に多いですよね。
・災害発生時、外国人(訪問客)の安全を守るためにはどうすればよいか?
*新型コロナウイルス感染症の影響で外国人訪日客が激減したため、出題の可能性は低くなったかな……。

★救急系のテーマ
 「救急者の不適切な利用」についてはズバリ昨年に出題されました。なので、救急関連での出題がもしあるとすれば異なる角度から問われるでしょう。
<シミュレーション例>
・応急救護講習や救命講習の意義とは何か? これらへの参加者を増やすためにはどのような取組みが必要か?
・救急件数における生活事故(家での転倒など)にはどんな特徴があるか? 生活事故を防ぐためにどのような取り組みが必要か?
*生活事故については、対策課題(練習課題)として出題しておきました。

★組織のあり方に関連するテーマ
 最近はしばらく出題されていませんが、ひょっとすると……という気もします。シミュレーションしておく価値はあるかも。たとえば、次のように問われたらいったいどのような内容を論述するか、考えてみてください。
<シミュレーションの例>
・東京消防庁がコンプライアンスを高め、都民の信頼に応えるためにどのような取組みが必要か?
・大地震の発生や感染症の蔓延などの非常事態において、東京消防庁は組織的にどのような対応をとるべきか?

 これら以外でも、たとえば「雇用に関連するテーマ」とか。これまでの過去問を見ると、どういうわけか、東京消防庁T類の論文では「若者の離職率の高さ」「団塊世代の大量退職の影響」など、雇用に関連するテーマがときおり出題されていますよね。「働き方改革」や「雇用対策」について、ざっと調べておくとよいかも。新型コロナウイルス感染症の影響で、雇用確保や働き方の見直し(「テレワーク」の普及など)は社会的にも大きな課題となっていますしね。

※「論文試験対策資料集」をお持ちの方は、各章の内容をざっと見ておいてください。
posted by TP at 16:24| 論文試験対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする