2019年05月28日

東京消防庁消防官T類(1回目)1次試験の講評

 5月26(日)に受験されたみなさん、本当にお疲れさまでした。出題について簡単にコメントしておきます。

<教養試験>
 分野別の内訳は前回と同じですね。ただ、前回1問だった英語の対話文(会話表現)の問題は2問に増えています。グローバル化の進展を背景に、「会話重視」の流れは定着しそうな気がします。今後は英会話で用いられる定型的な表現をおさえて臨むべきかもしれません。(時期をみて、まとまった対策資料を作成、公開しようと考えています。)

<論文試験>
 ついに出題されましたね! 「救急」のテーマで事前に答案を書いていた人は「やった!」と思ったことでしょう。
 出題形式に着目すると、5回連続で「資料・グラフ」を読み取るスタイルになりました。ただ、前回までとは違いもあります。今回の課題文には「読み取れる課題と対応策」とあるだけで、「課題を2つあげ」という指示はついていませんよね。
 そういうわけで、おおまかに課題を(1つ)示し、続けて対応策をいくつか示すというシンプルな構成が考えられます。
 課題をおおまかに(1つ)示すとすれば、3つめや4つめなどの理由からうかがえるように、「(救急車の)不適切な利用が少なくない/不適切な利用を減らすべき」などという内容でとくに問題ありません。この課題への対応策のほうは、
・#7119(救急相談センター)の周知、認知度向上
・救急車の適切利用を呼びかける広報、啓発活動
・夜間、休日診療の情報をわかりやすく提供
 ……など、具体的にいろいろ思い浮かぶでしょうから、あとは適切に切り分けて述べていけばOK。

 課題⇒対応策1⇒対応策2(⇒対応策3)…

 こんな構成(段落配置)が一番ラクだったでしょう。
 むろん、これまでの過去問(平成29−30年)に合わせて課題を2つ切り出し、

 課題1+2⇒課題1への対応策⇒課題2への対応策
 あるいは
 課題1⇒課題1への対応策⇒課題2⇒課題2への対応策

 ……のように構成することも可能です。ただし、その場合は課題1と課題2が内容的に重ならないように気をつける必要がありますね。たとえば、「軽症や重症の判断がつかない」「夜間・休日で診療時間外」の2つの回答に着目し、それぞれ別に課題を設定し、対応策を述べる……といったかたちでしょうか。
posted by TP at 19:09| その他(更新情報など) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする