2019年12月16日

心肺蘇生 12月16日から新たな対応へ(東京消防庁)

 すでに一度取り上げましたが、東京消防庁は12月16日より心肺蘇生を望まない傷病者への新たな対応を始めました。HP上にその概要を告知しています。
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/kyuu-adv/acp.html
 救急隊が心肺蘇生を停止する条件としては、
1 ACPが行われている成人で心肺停止状態であること
2 傷病者が人生の最終段階にあること
3 傷病者本人が「心肺蘇生の実施を望まない」こと
4 傷病者本人の意思決定に際し想定された症状と現在の症状とが合致すること
 が示されています。
※ACP(アドバンス・ケア・プランニング)=人生の最終段階における医療・ケアについて、本人が家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合う取り組みのこと。「人生会議」はこれの愛称。
 また、運用の細部についても、
・傷病者本人に「心肺蘇生の実施を望まない意思」があることを示されるまでは通常の蘇生活動を実施する
・傷病者本人に「心肺蘇生の実施を望まない意思」があることは、必ずかかりつけの医師に確認する
・かかりつけ医が到着する時間がわかり、確実に引き継げる場合にかかりつけ医師の指示を受けて心肺蘇生を中止する
・心肺蘇生を中止するときは、家族から同意書に署名をもらう
 ……など、きちんとルールが決められており、いいかげんな運用にならないように配慮されています。
posted by TP at 22:00| その他(更新情報など) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする