2020年12月06日

東京消防庁T類採用試験 論文試験直前対策(2020年12月版)

 東京消防庁消防官のT類採用試験における論文答案の書き方や、さまざまな出題パターンについては、2020年2月〜3月に掲載していた論文試験対策記事シリーズ(2020年版)や、教材「論文試験対策テキスト」で詳しく解説しています。未読の方は一度、目を通していただけると幸いです。

◆論文試験対策記事シリーズ
→ ブログの「論文対策」記事カテゴリ こちらの2020年2月〜3月にかけて掲載しています(全9回)。
◆論文試験対策テキスト
→ 教材リスト こちらをご覧ください。

 ご存じの方も多いと思いますが、「グラフや資料を読み取って論述させる」のが近年の論文課題の特徴で、2017(平成29年)1回目以来、7回連続でこの形式になっています。
 今年(2020年)8月に実施されたT類採用試験(1回目)の論文では、総務省の「平成30年 通信利用動向調査報告書(世帯編)」にある「インターネット利用者の割合」のグラフと「インターネットの利用目的・用途」の表が示されたうえで、これらの資料から傾向を読み取り、行政機関が発信する情報を都民に広く周知するための効果的な方法を考え、具体的に述べるように求められました。
 この課題を詳細に見ると、前回(2019年)まで比べ、以下のような違いがあるように思われます。

★より具体的な論述が求められるようになっていること
 これまでは「(資料から)読み取れる課題と対応策」を述べるように求められてきましたが、今回は「効果的な方法を考え、具体的に述べなさい」という指示に変わっています。抽象的な言い方でごまかさず、なるべく具体的な内容の提案をしてください、ということです。
★「資料・グラフ」から読み取る内容に注意しなくてはならないこと
 これまでの課題では、読み取るべき内容が予想しやすい回もありましたが、今回はそうではありません。最初の時点でグラフや表から何を読み取るべきなのか、それをしっかり考えさせる内容になっています。

 2021年1月に実施される2回目試験の論文でも引き続き「グラフ・表の読み取り」形式が採用されるとすれば、
◆与えられたグラフ・表から読み取れることを簡潔に、わかりやすく述べる
◆「読み取れたこと」をもとに、対策や取り組みをできるかぎり具体的に示す

 この2点にとくに注意しておきたいですね。

※むろん、「グラフ・表の読み取り」ではない形に戻る可能性もあります。念のため、2016年以前の課題にも目を通しておくとよいですね。(「論文試験対策シリーズ記事」では、2016年以前のさまざまな出題のタイプについても解説しています。)
posted by TP at 06:00| 論文試験対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする