2021年03月05日

東京消防庁T類 論文試験対策2021最新版(3)

 東京消防庁消防官T類の論文試験での制限字数は800字以上〜1200字程度。大半の受験者は1200字近くまで埋めていますから、途中で書くことがなくなる事態は絶対に避けなくてはなりません。そのためには、論点を2つ(以上)に分けて述べるべきです。論点を2つあげるように求められることもありますが、そうでなくても、とらえ方の異なる論点をしっかり2つ設定し、それぞれ具体的な事例を盛り込んで書くようにふだんから心がけておきましょう。。
 具体的な段落配置としては、たとえば以下のように、最低でも4段落以上で組み立てるようにするとよいですね。

例:「少子高齢化が社会に及ぼす影響をあげ、それに対する消防行政の取組みについて、あなたの考えを述べなさい。」(2014年2回目)

第1段落:「少子高齢化が社会に及ぼす影響」をあげる
     これをふまえ、次段落から消防行政の取組みを2つに分けて述べる。 *たとえば「高齢者の安全を守る取組み」+「地域の防災力を高める取組み」とか。
第2段落:高齢者の安全を守る取組み→その具体的事例
第3段落:地域の防災力を高める取組み→その具体的事例
第4段落:しめくくり(最後に自らの決意表明も付け加える)


例:「先般発生した、平成28年熊本地震における災害について、あなたが問題と感じることを2つあげ、その解決方策について述べなさい。」(2016年1回目)

第1段落:「熊本地震での問題」をはっきり2つあげる
     次の段落からそれぞれの問題に対する解決策を述べる
第2段落:問題1→それに対する解決策
第3段落:問題2→それに対する解決策
第4段落:しめくくり(最後に自らの決意表明も付け加える)


 書き出す前にこうしたおおまかな構成を考え、それに落とし込んでいくようにすれば、大きな失敗はせずにすみます。なお、並列構造を使う場合、「高齢者の安全を守る取り組み」「地域の防災力を高める取り組み」のような(解決策・取組みの)カテゴリをわかりやすい言い方で示し、それぞれ具体的な事例を挙げて説明するスタイルにします。そのさいは以下のような点に注意しましょう。
▲内容がかぶらないようにカテゴリを設定する
 論点を分割するさいに、「これって結局同じことじゃないか」と思われてしまうようでは意味がありません。あくまで違う視点にたって分けなくてはならないということです。
▲カテゴリと具体的事例の内容がずれないように気をつける
 たとえば、「地域の防災力を高める取組み」を述べているはずなのに、具体的事例がどうもそのカテゴリにあてはまっていないといったミスがしばしば見受けられます。
(次回に続く)

※東京消防庁T類論文の実際の過去問については、以下のページにまとめてありますのでご覧ください。
⇒ https://tokyoshobo.uijin.com/contents03.html
※なお、実際の過去問の答案例やくわしい解説は『東京消防庁消防官T類 論文試験対策テキスト(2021年受験版)』に収録しています。内容については以下をご覧ください。参考にしていただければ幸いです。
⇒ https://tokyoshobosiken.seesaa.net/article/480170884.html
posted by TP at 07:00| 論文試験対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする