2021年05月23日

【面接試験直前対策記事−2】志望動機(なぜ消防官を目指すのか)

 志望動機(志望理由)という場合、「(他の職種ではなく)なぜ消防官を目指すのか」「(他の自治体の消防ではなく)なぜ東京消防庁を目指すのか」の2つを分け、どちらについてもしっかり考えておく必要がある。まずは「なぜ消防官を目指すのか」という質問から始めよう。
 消防官を志望する理由としては、おそらくほとんどの人がそうだろうが、「人命救助」に対する強い思いを語る……という方向性でとくに問題はない。「一人でも多くの命を救いたい!」「人々が安全に暮らせるまちを守りたい!」といった志・使命感、さらにはそういう仕事だからこそやりがいがあるのだという確信をストレートに表現すればよい。
 ただ、その気持ちにゆるぎがないことを示すために、
・消防官を目指すに至ったきっかけ(出会い)/決意が固まるまでのいきさつ
 といったエピソードも一緒に語れるようにきちんと準備しておくようにしよう。(これがないと説得力に乏しいので。)
 また、これとはすこし違う路線だと、「消防官こそ、自分の経験や能力をぞんぶんに活かせる仕事だから」……というふうに、なかば自己アピールのような言い方で志望動機(志望理由)を語ることも可能である。その場合は、消防官の仕事内容に直結する「経験」「能力」の中身をはっきり示すことが重要だ。
 よくあるのは、
*集団スポーツ(など)を通じて培った体力、精神力、協調性……を活かして貢献したい
 といった系統だが、技術系・専門系の勉強をしてきた人ならば、
*自らが学んできた△△の知識、経験を人の命を救うために役立てたい
 こうした語り方もできるだろう。ただ、その場合は、自分の専門分野が具体的に消防のどの部署・部門の仕事に関わるのか、きちんと調べて確認しておくこと。(なんとなく役に立ちそう……というレベルでは通用しない。)
 最後にひとつ。「消防官を志望する理由」については、「なぜ民間企業や他の職種の公務員(たとえば警察官や自衛官)ではなく消防官なのか?」という疑問に明確に答えきるような内容か、必ずチェックすることが大事だ。「あなたがやりたいことは、べつに消防ではなくても、他でもできるんじゃないの?」と問いたくなってしまうようならば、まだまだことばが足りていないのだということになる。

※「(他の自治体の消防ではなく)東京消防庁を目指す理由」については、次の【面接試験直前対策記事−3】を参照してください。
posted by TP at 07:00| 面接試験対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする