2022年02月11日

東京消防庁T類 教養試験対策2022最新版(8)【物理・化学・生物】

*教養試験各回の詳しい出題内容・分野別内訳は元サイトの以下のページに掲載しています。
⇒ https://tokyoshobo.uijin.com/contents01.html

 理科の問題はNo.40〜45。2016(平成28)年までは物理・化学・生物が各3問(地学はもともと出ません)でしたが、2017(平成29)年から生物が2問に減らされ、さらに2018(平成30)年から各分野2問ずつになりました。
 9問から6問に減りましたが、しかし6問でもかなりのウェイトです。対策で手を抜くことはできないでしょう。理科が苦手な人はいったいどうすればよいのか……ということになりますが、とりあえず化学は未習者にとってはけっこう厳しいかも。事前に対策して点を取りやすいのは物理と生物ではないかなと思います。それぞれの対策を述べると……

<物理>No.40〜41
 とりあえず物理の超重要公式だけは(理解できなくても)丸覚えしておくとよいかもしれませんね。(「オームの法則」「等加速度直線運動の公式」「電流と磁界の向きに関わる法則」……とか。)公式さえ覚えていればたやすく答えが出せる問題もけっこうあるからです。

<化学>No.42〜43
 出題される分野は絞りにくい。ただ、まったく知らなくても「常識的判断力」で正解がわかってしまうような問題が出る可能性もありますから、試験会場ではあきらめずに食い下がってみましょう。

<生物>No.44〜45
 従来はヒトの「目」「耳」「脳」「神経細胞」「腎臓」「心臓」「血液循環」「ホルモン」……など、人体関連の出題ばかりなのが特徴でした。ただ、2013(平成25)年以降は「細胞分裂」「細胞小器官」「DNA」あるいは植物関連の問題など、出題分野が広がってきつつあり、なかなか出題が読めなくなってきています。2021年には人体関連の問題は一つも出ませんでした。
 ただ、人体関連の出題が多いのは事実ですから、まずは人体関連の項目からチェックするというのでよいのではないでしょうか。
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2022年02月06日

東京消防庁T類 教養試験対策2022最新版(7)【数学】

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 数学の問題はNo.36から39までの4問。以前は5問出ていましたが、2018(平成30)年から4問に減らされました。ただ、それでも他の採用試験に比べれば数学のウェイトはかなり高いです。
 出題内訳は以下のようになっています。

2021:2次関数の最大値 集合 面積比(メネラウスの定理) 場合の数
2020-2:記数法 確率 場合の数 式の展開
2020-1:式の値 変数の範囲 外接円の半径 個数の処理
2019-2:連立方程式 2次不等式 円に内接する四角形の面積 変数の範囲
2019-1:絶対値を含む方程式 2次関数の最小値 三角不等式 順列・組合せ
2018-2:因数分解 放物線の平行移動 角の2等分線と辺の長さ 等差数列の和
2018-1:不等式 2次方程式 式の展開 場合の数
2017-2:不等式 放物線の決定 三角比 正四角錐の高さ 指数関数の最小値
2017-1:因数分解 最大値・最小値 確率 整数 数列
2016-2:因数分解 2次方程式の解の配置 円に内接する四角形 円の弦の長さ 3次関数の極大値・極小値
2016-1:因数分解 2次関数の最小値 面積 場合の数 漸化式

 「2次関数」「三角比」のような数学T範囲だけでなく、「数列」や「指数関数」など、数学U、数学Bなどから出される可能性もゼロではないのですが、上の表からもわかる通り、最近ではほとんどが数学Tや数学Aの問題になっていますから、まずは数学T・数学A範囲を固める方針でよいのではないでしょうか。(数学T・A以外の問題が出題されたのは2018年2回目が最後。)方程式や不等式・2次関数・三角比(図形の計量)・確率、場合の数など数学T・数学A範囲をしっかり固める。さらに余裕があるようならば、数学Uや数学B範囲についても実際に出た問題(数列や指数関数など)の公式や解法を追加で押さえていくようにする……という感じで。
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2022年02月01日

東京消防庁T類 教養試験対策2022最新版(6)【世界史・日本史・地理・国語】

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<世界史>No.31
2014(平成26)年までは近世以前と近代以後が交互に出るような感じだったのですが、2015(平成27)年から傾向が変わり、それから6回連続で現代史(20世紀以降)、その後も19世紀あたりの近代史を中心に出されていました。しかし、2020年2回目試験〜2021年にかけてはどういうわけか2回連続で英仏百年戦争(14〜15世紀)に関連する問題が出されました。
 そういうわけで、出題傾向は読みにくいのですが、あえて山をかけるとすれば、英仏百年戦争の時代を含む中世〜近世のヨーロッパをいちおう押さえたうえで、それ以外では近現代史を中心に見ておくのでよいのでは……。

<日本史>No.32
 2017(平成29)年2回目からずっと明治以降の近現代史からの出題が続いていたのですが、2020(令和2)年1回目以降、江戸時代やそれ以前の時代に戻っています。

<地理>No.33
出題を予想するのは難しいですが、とりあえず「地図の図法」「ケッペンの気候区分」などの頻出項目は押さえておきましょう。とくに「地図の図法」は最近とてもよく出ていますね。

◆地図の図法
正積図法(面積を正しく表現する図法)
モルワイデ図法  ホモロサイン(グード)図法 サンソン図法 …など
※面積は正しいが、方角を正しく表現できないので航海図には不適。分布図などに利用。
正角図法(角度を正しく表現する図法)
メルカトル図法 …など
※角度が正しいので航海図などに利用されてきた。ただし、高緯度ほど緯線の長さが実際よりも拡大されてしまうため、面積は正しく表現できない。(高緯度の地方は赤道付近に比べ、実際よりも大きな面積で表示されてしまう。)
正方位図法(ある基準点からの方位を正しく表現する図法)
正距方位図法 …など
※正距方位図法は中心(基準点)からの距離と方位が正しく示されるため、航空図として飛行機の最短経路などを見るのに使われる。図の中心から他の1点までの最短経路(=大圏航路)が直線で表される。

 このあたりはきちんとインプットしていますか?

<国語>No.34〜35
 これまで国語の問題は1問だけでしたが、2018(平成30)年1回目から2問に増やされました。ここ5年以上、四字熟語や慣用句・ことわざの問題ばかりで、それ以外の分野からはまったく出されていません。
時間があれば国語便覧などを用いて主要な「四字熟語」「ことわざ」だけでもしっかりチェックしておくとよいでしょう。とくに「四字熟語」は絶対に落とせません。
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2022年01月27日

東京消防庁T類 教養試験対策2022最新版(5)【政治・経済・時事】

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<政治>No.24〜26の3問。
 以前は4問出ていましたが、2017(平成29)年から3問に減らされています。ただ、それでも文系ジャンルの中ではこの分野が最も問題数が多いので、重点的に取り組む意味はありますね。比較的オーソドックスな内容の問題が大半なので、勉強しておけば確実に点数を見込めそうです。
 近年、最初の2問(No.24〜25)は憲法に関連する問題。裁判所・国会・内閣(または内閣総理大臣)の権限に関連する問題が多いですが、国民の権利(や義務)に関わる問題もよく出ます。
 一方、3問目(No.26)には国際政治(国連など)や近代政治思想(ジョン・ロックの思想など)が出されることが多いです。
 ところで、2019(令和元)年2回目にいきなり出題された「民法」の問題は、以前2012〜2013年にかけて連続出題された時期があります。そうしたケースを考えると、2014〜2016年にかけてよく出ていた「主要国の政治制度」関連の問題などの復活もひょっとするとありえるかも……。イギリス、フランス、アメリカ、ドイツ、中国あたりの政治体制の特色は確認しておくとよいと思います。

<経済>No.27の1問のみ。
 1問だけなのであまり気にしなくてもよいでしょう。とりあえず、金融政策・マクロ経済の指標・財政など、頻出の項目だけは押さえて臨むようにしてください。とくにGDP(国内総生産)、国民所得(NI)などの定義はしっかり確認しておくこと。

・国民総生産(GNP)=総生産額−中間生産物の価額
・国内総生産(GDP)=総生産額−中間生産物の価額−海外からの純所得
・国民純生産(NNP)=国民総生産−固定資本減耗[減価償却費]
           =国内総生産+海外からの純所得−固定資本減耗[減価償却費]
・国内純生産(NDP)=国内総生産−固定資本減耗[減価償却費]
・国民所得(NI)=国民純生産−間接税+補助金

 こうした定義の意味するところ(なぜそうなるのか)を、しっかり理解しておきましょう。

<時事>No.28〜30の3問。
 以前は毎回2問でしたが、2018(平成30)年から3問に増やされました。
 各種白書の内容から出ることもあり、細かいところまですべて事前に把握しておくのはちょっと無理でしょう。ただ、「常識」をフルに働かせれば、「詳しくはわからないけど、たぶんこれは違う……」とありそうにない選択肢を消して正解を絞りこむことはできます。そうした常識力を養っておくためにも、日ごろから新聞・テレビなどの報道には意識的に目を通すようにしておきましょう。
 これまでの問題を見ると、試験実施日から1年半前〜半年前くらいのできごとが出題されることが多いようですね。この目安で逆算すると、2020年の終わり頃〜2021年中の重要なできごとは押さえておきたいところです。
 なお、重要なできごとをざっとチェックするのなら、その年の重要ニュースが月ごとにまとめられた以下のようなサイトがけっこう便利ですよ。(同様のサイトは他にもあります。)
2021年海外の主なニュース(読売新聞)
2021年日本の主なニュース(読売新聞)
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2022年01月22日

東京消防庁T類 教養試験対策2022最新版(4)【判断・空間・数的・資料】

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 さて、現代文や英語(No.1〜8)に続く問題です。
 ここのところ判断推理4問(No.9〜12)+空間把握2問(No.13〜14)+数的推理(No.15〜18)+資料解釈5問(No.19〜23)という配列・内訳になっています。資料解釈は2016(平成28)年までは3問でしたが、2017(平成29)年からは一気に2問増やされ、5問出されるようになっています。資料解釈で取りこぼしをしないよう、練習を積んでおいてくださいね。
 それでは、直近5年(2016年1回目〜)の出題内訳をもとに、判断推理・空間把握・数的推理の各分野でとくに出やすい問題パターンを見てみます。

<判断推理>
 対応関係や順序関係の問題は毎回ほぼ確実に出ますが、それ以外では、
・試合:2016-1, 2017-2,2018-1,2018-2,2019-2,2020-2,2021の7回出題。
・論理(三段論法や対偶):2017-1,2019-1,2019-2,2020-1,2020-2,2021の6回出題。
・集合(とくに3集合):2016-1,2018-2,2019-1,2021の4回出題。
・暗号:2016-2,2018-1,2019-1,2020-1の4回出題。
・証言:2016-2, 2017-1,2019-2の3回出題。

 このあたりがよく出ているところですね。
 とくに最近は試合(トーナメント、リーグ)や論理(三段論法や対偶)の問題が頻繁に出題されていますので、それぞれの解法や代表的な問題パターンはしっかり確認しておいてください。

<空間把握>
 空間把握はずっと3問出ていましたが、2018(平成30)年から2問に減らされました。過去数年の出題を見ると、「立体の切断(面)」に関連する問題が頻出。その他、展開図や「立体の見え方」(投影)の問題も目立ちます。
 なお、2020年度1回目問題ではかなりひさしぶりに「サイコロの目」の問題が出ています。ちょっと気になりますので、解き方(着眼)は確認しておくとよいかも。

<数的推理>
 絶対とは言えませんが、4問の中に「確率(または個数の処理)」や「面積/図形」の問題が入っていることが多いです。また、「旅人算」(あるいは「混合算」や「売買算」)のようなオーソドックスな文章題もだいたい毎回1問、出ていそうな感じ。(これも絶対ではありませんが。)

ーーー
 どの分野にしろ、最近よく出ている主要な問題パターンについては解法・手順はしっかり確認しておいてくださいね。(たとえば、3集合の問題なら「キャロル表」の書き方…とか。)
 また、過去の出題を見ていると、一時期よく出ていたのにぱったり姿を消し、しばらくしてから再び登場する問題パターンもあります。その意味では、ここ十数年のあいだによく出されている時期が存在した「カレンダー(曜日の算出)」問題の復活なども考えられるでしょう。念のため、解き方(着眼)を確認しておくとよいかも。
 なお、すでに述べたように、最近の出題を見ると問題ごとの難易度にかなり差があったりします。試験当日は解きやすい問題と解きにくい問題を区別し、解きやすい問題で取りこぼしがないようにしましょう。
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2022年01月17日

東京消防庁T類 教養試験対策2022最新版(3)【英語】

*教養試験各回の詳しい出題内容・分野別内訳は元サイトの以下のページに掲載しています。
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 現代文(No.1〜5)に続くのは英語の問題です。
 2017(平成29)年までは英文の内容一致問題+文法・語法問題の2問という組合せでしたが、2018(平成30)年1回目以降は「会話文問題や文法・語法問題で計3問」組合せが定着。通常の読解問題はずっと出されていません。最新2021年問題では3問すべてが会話文問題となっており、会話問題に重点を置いた準備をしておきましょう。

◆会話問題◆
 会話問題は2018(平成30)年1回目以降、すっかり定着しました。レベルは平易。ごく基礎的な英語力があれば正解できそう。会話でよく使われる決まり文句表現(定型表現)が手掛かりになることも考えられるので、いちおうチェックしておくとよいでしょう。

《チェックしておきたい決まり文句表現(定型表現)の例》
・You're welcome./ Not at all. / Don't mention it. / My pleasure.
・May[Can] I ask you a favor? − Sure. / Certainly.〜〜
・May[Can] I help you?     − No, thank you. I'm just looking.
・Shall I take a message?
・You have the wrong number.
・What's the matter (with you)? / What's wrong with you? - I have a headache.
・That's too bad.
・I'm a stranger around here.
・You can't miss it.  
・Will you pass me the salt? − Here you are.
・Do you mind if I smoke here? − Not at all.[Certainly not.]/ Yes, I do.
  *OKのときはNo/Not, 断るときは Yes
・How do you like Tokyo? / What do you think of Tokyo?
・I beg your pardon?
・Let me see.
・What do you mean (by that)?

 ……どういうときに使う決まり文句かわかりますか。

◆文法・語法問題◆
 最新2021年問題では3問すべて会話問題で文法・語法問題は出されていませんが、近年の過去問を見ると、3問のうち最大2問で文法・語法問題が出題される可能性があります。
 べつに難しいレベルではないので、もともと英文法が得意な人であれば「おいしい」問題です。一方で、苦手な人はどうするか迷うところ。こうした文法・語法系問題については、どういう分野から狙われるのかを予想するのはかなり難しいです。学習の効果が見込みにくいので、捨ててしまう選択もありでしょうか。(ただし、英語の問題数がジリジリ増えていることを考えると、中学校・高校・大学と英語の勉強を地道に続けることが今後、大事になってくるでしょうね。)
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2022年01月12日

東京消防庁T類 教養試験対策2022最新版(2)【現代文】

 冒頭の文章理解(現代文)の特色について、詳しく見ていきましょう。
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 文章理解(現代文)は5問。(2010(平成22)年からずっと4問でしたが、2018(平成30)年から5問に増やされました。)すべて「要旨把握」の問題です。
 これまでは本文のある部分(多くは最終段落)に明示された筆者の結論・主張を適切に要約した選択肢を選べば正解、というタイプの、要旨把握としては「いかにもよくある」問題が多かったのですが、近年の問題を見ると年によって難易度がかなり異なります
 たとえば、2020年の過去問はややわかりにくく、筆者の主張に当たる内容がすんなりつかみにくい場合には、選択肢を1つ1つ本文と照合し、本文と食い違う内容の選択肢、本文にはまったく述べられていない内容の選択肢を消去して正解を絞りこんでいくといった手順を取らざるを得ない問題も多く見られます。一方、最新2021年の文章理解・現代文の問題はきわめて平易で、本文を軽く一読すれば正答を選ぶのにまったく迷いを感じません。では、2022年以降もこうした易しい問題が続くのでしょうか? そう断じるのは早計です。なぜなら、2021年9月に行われたU類採用試験の文章理解・現代文の問題レベルはとくに易化していないからです。(いままでのところ、極端に易化したのは2021年5月のT類採用試験の問題だけ。)
 問題の難易度がこれほど目まぐるしく変化する理由は定かではありませんが、とりあえず2022年度問題の難易度は予測できません。どのようなテイストの問題が出ても戸惑わないようにするためには、最新2021年度問題だけではなく、数年前の過去問題にも目を通しておくのが望ましいでしょう。
 なお、文章理解・現代文ではここ十年以上、すべて「要旨把握」形式の問題になっていますが、2009(平成21)年以前は「空欄補充」「並べ替え」などもふつうに出題されていました。他の自治体・職種との併願を考えれば、こうした他の形式の問題の練習もきちんとやっておくべきでしょうね。(東京消防庁の教養試験にいきなり復活する可能性だってゼロではありません。)
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2022年01月07日

東京消防庁T類 教養試験対策2022最新版(1)【総論】

 予告通り、今日から始めます。
 これからT類消防官採用試験の教養試験対策に関して、出題分野ごとに傾向と対策をまとめていくつもりですが、まずは出題の内訳や全般的な傾向について確認しておきましょう。

<出題内訳について>
 東京消防庁消防官T類の教養試験は全部で45問(必答)、制限時間は120分です。問題は独自のもので、他の行政機関・自治体で出されている教養試験とは異なります。
 2017(平成29)年以降、分野別の出題数の変更が相次ぎ、最新の出題内訳には以下のような特徴があります。
★数的・判断・空間・資料など知能分野のウェイトが高いのは東京消防庁に限らず、多くの自治体の教養試験に共通する特徴ですが、とくに近年は資料解釈の問題が5問も出され、他の自治体・職種に比べても明らかに多くなっています。資料解釈の問題には十分に慣れ、余計な取りこぼしがないようにしておきましょう。
★知識分野では数学・理科の問題数が非常に多いことで知られてきました。近年は以前よりも問題数が減らされてきており、数学が4問、理科(物理・化学・生物)で6問。ただ、これでも他の自治体・職種に比べれば数学・理科のウェイトはかなり大きいと言えます。
★冒頭の文章理解・現代文(5問)はすべて要旨把握問題で、その他の形式の問題(並べ替え・空欄補充など)は長らく出題されていません。
★英語の問題数は長いあいだ2問でしたが近年は3問に増えています。ただ、内容的には会話文の問題や文法・語法系の問題で占められるようになっており、読解問題は姿を消しています。

<難易度・レベルについて>
 近年は問題ごと、出題分野ごとの難易度が極端にぶれる傾向があります。たとえば、2021(令和3)年の教養試験では文章理解・現代文はありえないほど易しく、逆に理科などではありえないほど解きにくい問題が見られました。
 したがって、過去問題にあたる場合、難易度のぶれがとくに激しい最新2021(令和3)年の問題だけでなく、もうすこし以前の問題までさかのぼって目を通すとよいでしょう。
 また、極端に易しい問題と極端に難しい問題が混在するような傾向がかりに続くとするなら、試験本番でも難しい問題にはこだわらず、「確実に取れる」ところで得点することを意識すべきです。

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2022年01月04日

東京消防庁T類 教養試験対策シリーズ記事(2022年版)

 2022年度の東京消防庁消防官T類採用試験日程は公表されていませんが、1次試験は例年、5月に行われています。最新過去問(2021(令和3)年採用試験)の内容をふまえたうえで、東京消防庁消防官T類1次試験(教養試験・論文試験)対策のシリーズ記事をこれからアップしていきたいと思います。
 第1回記事の掲載は1月7日頃を予定。まずは教養試験の出題分野ごとに分析・対策をまとめ、教養試験対策の記事が終わりしだい、論文試験対策の記事に移行します。参考にしていただければ幸いです。[TPLabo]
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2020年12月07日

東京消防庁T類2020(令和2)年度1回目採用試験 1次試験の解答解説

 2020(令和2)年8月9日(日)に行われた東京消防庁消防官1類採用試験(1回目)の詳しい解答解説をこのたび作成、公開しました。参考にしていただければ幸いです。
⇒ 教材リスト
 教養試験各問の解説だけでなく、論文試験の解説・答案例も掲載しています。
※例年、1回目の採用試験は1次試験5月の日程で行われますが、2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で、1次試験が8月に延期されました。
 2回目試験(2021年1月)に向けた教養試験直前対策記事はもう少しお待ちください。今週半ばまでにはこのブログに掲載いたします。
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