2017年04月20日

2020に向けた東京消防庁の取組

 総務省消防庁が出している「消防の動き」29年4月号(552号)の巻頭言に、高橋東京消防庁消防総監の「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた取組」が掲載されていますね。
https://www.fdma.go.jp/concern/publication/ugokiList29.html
 東京消防庁が2020オリンピック・パラリンピックに向けて取り組んでいることとして、
◆検討体制の整備・拡充
◆万全な警戒体制・活動体制の構築
◆救急活動体制の強化
◆競技施設等の防火安全対策
◆多言語対応の推進
 が挙げられています。
 時期的に、T類論文試験のテーマに「オリンピック・パラリンピックへの対応」が取り上げられたとしても不思議ではありません。受験生のみなさんには、ぜひ一読をおすすめしておきたいと思います。
posted by TP at 07:10| 報道・ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月19日

救急隊員に翻訳スマホ

4月18日読売新聞に「救急隊員に翻訳スマホ」という記事が掲載されていますね。みなさん、ご覧になりましたか。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170418-OYT1T50015.html
 総務省消防庁と国立研究開発法人・情報通信研究機構が救急専用の自動翻訳システムを開発したというニュースです。来月から全国の救急隊員がスマホやタブレット端末を通じ、現場で活用できるようにするとのこと。近年は日本を訪れる外国人観光客は年々増加しており、2020東京オリンピック・パラリンピックを控え、さらに増えることが予想されます。外国人観光客の安全を守る取組みの強化はまさに急務となっています。
posted by TP at 11:17| 報道・ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月11日

平成28年「消防に関する世論調査」結果概要

 東京消防庁は昨年10月に実施した平成28年「消防に関する世論調査」の結果概要を公表しています。
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/yoron/yoron2.html
 東京消防庁T類の論文試験では、以前「都民が東京消防庁に期待すること」といった課題が出されたこともあります。論文対策の一環としても、こうした調査結果に目を通しておくことは有益でしょう。ここではとくに注目したい集計結果をいくつか取り上げておきたいと思います。

★今後、東京消防庁にどのようなことに力を入れてほしいと思いますか。(複数回答)
・大地震など大規模災害における消火活動・救助活動能力の強化  81.8%
・あらゆる火災に迅速的確に対応できる精強な消防部隊の配備   65.2%
・集中豪雨などによる水災・土砂災害対応力の強化        59.4%
・放射性物質、生物剤、危険物及び毒物等の特殊災害対応力の強化 46.8%
・増大する救急需要に対応した救急活動体制の充実強化      42.7%
〜〜以下続く

※「大地震など大規模災害」への備えが断トツでトップ。首都直下地震への不安が非常に高まっていることがうかがえます。

★大きな地震が発生した場合〜〜ああたがお住まいの地域で、特に重要だと考える協力体制について〜〜選んでください。(複数回答)
・火災発生時の初期消火            68.1%
・高齢者や障害のある方に対する避難などの支援 51.5%
・倒壊建物などからの救出・救助        49.7%
・地震発生後の隣近所に対する安否確認     46.0%
・けがをした人に対する応急手当        40.7%
・火災や津波が発生した時の避難誘導      37.1%

★あなたが最近1年間で参加したことのある防火防災訓練や東京消防庁主催のイベント等はありますか。(複数回答)
・どれも体験・参加したことがない 56.8%           
・避難訓練            26.7%
・消火訓練            22.3%
・応急救護訓練(AEDの取扱い、心臓マッサージ等)18.3%
・身体防護訓練(起震車での地震体験等)4.5%
・防災講演会、座談会、シンポジウム等 4.0%
・救出・救護訓練          2.8%
・水災に関する訓練         1.6%

※6割近くの人がどれにも参加していないという現状にはやはり問題があるでしょう。

★(これらの訓練・イベントに)参加したことがない最も大きな理由は何ですか。
・訓練のあることを知らなかったから 38.1%
・訓練の時間帯が合わないから    25.4%

・過去に参加したことがある訓練と同じような内容だから 11.7%
・訓練に関心がないから        5.3%
〜〜以下続く

※「訓練に関心がない」「訓練がつまらない」といった回答よりも「訓練があることが知らない」「時間帯が合わない」という回答のほうが圧倒的に多い。つまり、もともと訓練に参加する気がない人よりも、機会があれば参加したいという人のほうが多いのです。ということは、実施時間や広報などをくふうすれば、もっと参加者を増やせそうですね。

★訓練やイベント等で、あなたが参加・体験したいものはどれですか。(複数回答)
・応急救護訓練(AEDの取扱い、心臓マッサージ等)46.4%
・消火訓練 44.3%

・身近にあるものから非常時に役立つものをつくるサバイバル訓練 37.6%
・煙の中を避難する訓練 37.2%
・地震の揺れの体験 28.4%
・避難器具(避難はしご等)を使った訓練 19.3%
〜〜以下続く

※応急救護訓練と消火訓練への関心が突出して高いことがわかります。

★緊急時に支援が必要な方を、地域ぐるみで災害から守るために、あなたがお住まいの地域に必要だと思う取組みを選んでください。(複数回答)
・支援が必要な方に関する情報を地域で共有する 75.5%
・支援が必要な方を定期的に見回る仕組みを地域でつくる 46.1%
・支援が必要な方を災害から守るための器具を地域で用意する 22.5%
・支援が必要な方と一緒に防火防災訓練を行う 19.3%
・支援が必要な方に関する講演を聞いたり、みんなで話し合って知識を深める 16.3%

 他にもさまざまな質問と回答がありますからぜひチェックしてみてください。
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2017年02月08日

渋谷での防災訓練

 2月7日、東京都と渋谷区は渋谷駅付近で多くの帰宅困難者が出たという想定で防災訓練を行い、報道でも大きく取り上げられました。
http://www.yomiuri.co.jp/local/tokyo23/news/20170208-OYTNT50012.html (読売新聞)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170207/k10010867681000.html (NHK)
 とくに今回は外国人の住民・観光客を避難させる手順も確認。駅前の大型ビジョンでの多言語の呼びかけ、外国語に対応したスマホアプリの活用など、さまざまな取組みが行われました。
 近年、急増している外国人住民・観光客の安全をいかに守るかは大きな課題。外国人が参加する防災訓練も頻繁に行われるようになっています。

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2017年01月07日

東京消防庁・消防行政の概要(平成28年版)

 昨年末(12月28日)、東京消防庁は最新平成28年版の「消防行政の概要」をオンライン上に公開しました。以下で読むことができます。
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-kikakuka/gyouseigaiyou/index.html
 130ページほどある資料なので、全部読もうとするとちょっとしんどいですね……。
 論文試験などに備えて最新の情報をチェックするつもりであれば、とりあえず

・東京消防庁重点施策6項目(資料の冒頭7ページ分)
・トピックス2「救急機動部隊の創設について」(本編32ページ)
・トピックス3「英語対応救急隊の概要」(本編36ページ)
・トピックス5「航空消防救助機動部隊の概要」(本編50ページ)
・トピックス9「東京消防庁ソーシャルメディア」(本編101ページ)

 このあたり(全部で11ページ分)だけでも目を通しておいてはいかがでしょう?(プリントアウトしておくとよいかも。)
posted by TP at 05:00| 報道・ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月09日

首都直下地震 帰宅困難者対策訓練

 2月8日、東京都と千代田区は首都直下地震を想定した帰宅困難者対策の訓練を行いました。参加者は約5千人。新聞各紙(地域面)も大きく報じています。
http://www.asahi.com/articles/ASJ244DR0J24UTIL017.html
http://www.yomiuri.co.jp/local/tokyo23/news/20160209-OYTNT50010.html
 訓練では駅にあふれる帰宅困難者を一時滞在施設に誘導する手順などを確認。また、外国人観光客の増加を見据えて、タブレット端末の翻訳アプリを用いた対応なども行われました。
 2011年3月の東日本大震災でも、多数の帰宅困難者が無理に歩いて帰宅しようと道路を埋め尽くしたことは記憶に新しいですね。火災や建物倒壊などが起きたときに人びとが道路を占拠すれば、緊急車両は通行できず、被害はさらに拡大してしまいます。
 東京都は2013年4月に「帰宅困難者対策条例」を施行し、「発災後しばらくはむやみに移動せず、職場(付近)にとどまる」という原則の徹底を呼びかけており、そのため事業者にも水・食料を職場に備蓄することなどを求めています。
posted by TP at 19:00| 報道・ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月14日

東京駅に救急車!

 昨年末に報道された話になりますが……
 東京消防庁は昨年12月25日から日中のJR東京駅に、救急車・救急隊員を待機させるという試みを行っています。消防施設以外に救急車を配置するのは初めてで、試行期間は今年の3月末まで。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201512/CK2015122402000125.html
 ねらいはもちろん、救急搬送の時間短縮です。東京駅周辺の119番通報は年間で約1500件にも上りますが、これまでは約1キロ離れた丸の内消防署から約4分かけて救急車が向かっていました。救急車や救急隊員が駅に待機していれば現場により早く駆けつけることができます。
 試行の効果があがれば、他の地域での導入も検討する方針とのこと。
posted by TP at 19:34| 報道・ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月08日

「消防行政の概要 平成27年」(東京消防庁)

 昨年末、東京消防庁の電子図書館に「消防行政の概要 平成27年」がアップされ、自由に閲覧・ダウンロードができるようになっています。
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-kikakuka/gyouseigaiyou/index.html

 平成27年度の東京消防庁重点施策は、
1 震災等の大規模・複合災害時における消防活動体制の充実強化
2 増大する救急需要に対応した救急活動体制の充実強化
3 震災対策を軸とした総合的な防火防災対策の推進
4 防火対象物等の防火安全対策の推進
5 都民から信頼される職員の育成及び効率的な組織運営の推進
 の5項目。昨年(26年度)の重点項目と比べて大きな違いはありませんが、2で「高度・多様化する救急業務における」→「増大する救急需要に対応した」、5で「時代を見据えた活動基盤の整備」→「効率的な組織運営の推進」というぐあいに細かい表現がいくつか変更されており、直面する課題がより具体的に示されました。
 ところで、これらの重点施策に先立って、「『世界一安全・安心な都市 東京』の実現に向けて」という文言が使われています。「世界一」は2014(平成26年)末に策定された「東京都長期ビジョン」(東京都全体の政策目標や実施計画をまとめた文書)のキーワードになっており、今後は念頭においておきたいところです。

 「消防行政の概要」を全部読むのはたいへん。とりあえず「重点施策」、それに第4章−1「震災対策」、第6章「自主防災行動力を高めるために」などに目を通しておけばよいと思います。
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2016年01月07日

東京消防庁 2016年の出初式

 1月6日、東京消防庁は江東区で2016年の出初式を開催しました。今回の目玉は、全国で初めて発足した航空消防救助機動部隊(エアハイパーレスキュー)の航空演技。エアハイパーレスキューは高層ビル火災や大規模自然災害のさい、ヘリコプターの機動力を活かして空から消火・救助活動を展開する部隊です。実際の演技映像もネット上ですでに公開されています。たとえば、
https://www.youtube.com/watch?v=8UQG-wRdckU
 隊員たちが空中・壁面を降下するスピードには目を奪われますね。
 もろろん伝統の「はしご乗り」なども披露されました。
ラベル:東京消防庁
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2015年04月05日

消防団 学生団員獲得の秘策?

 この4月、東京消防庁は学生の消防団員を「社会貢献に積極的」と認証し、就活の自己PRにいかしてもらう制度(特別区学生消防団活動認証制度)を始めました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150405-00000001-asahik-soci
 地域の防災を支える消防団は、担い手の不足や団員の高齢化に悩んでいます。新しい制度は、大学生の参加を促すねらいで導入されました。今後、どのくらい社会的認知が広がるかがカギとなりそうです。
posted by TP at 18:57| 報道・ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする