2021年06月05日

【面接試験直前対策記事−8】友人関係/家族関係について

 「友人は多いか」「友人からどんな人間だと思われているか」「友人との関わりで気をつけていることは?」「苦手な人とどうつきあうか」といった質問にも気をつけよう。正解の答え方というのが決まっているわけではないが、とにかく、相手方に余計な不安を与えないように答えるのが原則だろう。
 友人関係については「交友関係は(ある程度)広く、円滑な関係を維持できている」という前提で答えるべきだろうし、「苦手な人とのつきあい方」についても、穏当で常識的な答えに徹するようにする。(「まずは相手の立場になって考えてみるようにする」「感情を表に出さず、ふつうにふるまう」「プライベートな部分に深入りせず、適切な距離を保つようにする)」……などなど。)
 家族に関連しては、「あなたが消防官を目指していることを家族はどう言っているか」といった質問が多い。「家族は自分の決断を尊重し、応援してくれている」……といった前提で答えるのが自然だろう。(「家族の猛烈な反対を押し切った」みたいな答え方をされると、面接官のほうが心配になってしまう。)
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2021年06月03日

【面接試験直前対策記事−7】集団生活(消防学校)について

 集団生活(消防学校での生活)については必ず問われると思っておいたほうがよい。「消防学校に入るにあたって不安はないか」、もっとはっきりいえば「消防学校での集団生活に耐えられるか」といった類の質問だ。
 基本的に「問題ない」「不安はない」と明確に答えきることが大事だろう。(そこに非常に不安があるという人は、そもそも消防官のような職種を目指すべきではないのでは?)もちろん、きっぱり答えるだけでなく、そう思う根拠・裏づけも示す必要があるが、「私は〜〜時代からずっと○○部に属しており、一時は寮生活も経験しましたから、集団行動には慣れています」といった程度の説明でべつに構わない。
 また、これに類似した質問として、組織の中での人間関係についての質問もある。「あなたよりも年下の者が上司になることもあるが大丈夫か?」……といったものが典型。こちらも相手方に余計な不安を与えないように、明確に答えきるべきだ。
例:「年齢については気になりません。現在の職場(アルバイト先)でも先輩スタッフは私よりも年下ですが、きっちり信頼関係を築いています。/早く入庁した先輩方から学ぶのはあたりまえのことで、年齢はべつに関係ないと思います。」
 余談だが、消防学校に関する話題に限らず、集団・チーム内での関係について質問されることは多いようだ。「チームの中に規律を守れない人がいたらどうする?」「チームメイトと意見が合わなければどうする?」といった質問はその典型。バランスのとれた答え方を事前に考えておこう。
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2021年06月01日

【面接試験直前対策記事−6】これまでの経歴・経験について

◆大学で何を学んだか
 大学生であれば、「大学で何を学んでいるのか」という質問はかなりの確率であるだろう。場合によっては、高校卒業時点でさかのぼり、その学部(学科)を選んだ理由について訊かれることも。この手の質問に対しては、とにかく、要点をわかりやすくまとめて話すこと。自分の学科や専攻分野について、相手がイメージしやすい説明を事前に準備しておいてほしい。(最近は、具体的にどのような勉強をしているのかがわかりにくい学部名・学科名も少なくないので……。)
 その他、あえて事前に考えておきたいポイントとしては、

★学生時代の専攻がこれからの仕事にどのように活かせるか
 という点も挙げられるだろう。救急救命学科の学生⇒救急隊員といったケースならとくに説明の必要はないが、一見すると消防の業務に関係ないような専攻分野であっても、なんらかのつながりはあるかもしれない。そこを考えておいてほしい。
 なお、社会人経験がある人なら、「勤務先で何を得たか(学んだか)」「勤務先で学んだことをこれからの仕事にどのように活かせるか」を考えておく。ただし、社会人の方はそれに加えて「なぜ仕事をやめてしまったのか/なぜいまの仕事をやめたいのか」を問われる。あえていま消防官への転身を図る理由として納得のいくものを用意しておく必要がある。言うまでもないが、「前職の仕事がいやになったから」といったような消極的な答え方は絶対にNGだ!

◆失敗した経験/困難に直面した経験
 こうしたエピソードを語るよう、求められることもある。むろん、大事なポイントは「失敗」「困難」よりも、事態を打開するために自分がどのような行動をとったのか、その一件から自分は何を教訓として学んだのか、というところにある。消防官の仕事の内容を考えるなら、「失敗」「困難」の経験として挙げるのは、

・原因を特定して対応策を決めるなど、冷静に判断し、行動した事例
・自分一人ではなくチームで(仲間と)力を合わせて対処した事例


 ……であることがより望ましいだろう。
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2021年05月29日

【面接試験直前対策記事−5】併願先・受験歴

◆併願先について
「他の職種も併願しているのか」「本当にここが第一志望なのか」「地元の消防と東京消防庁、両方合格したらどうするのか」といった質問。非常によくあるので、事前に答え方をしっかり決めておくようにしよう。「併願先」を挙げるのなら、その上で東京消防庁が第一志望であることを理由とともにはっきり述べる。
 なお、併願先としてどこまで挙げるかも、少し考えておくとよい。警察や海保、自衛隊……など消防以外の職種も広く併願すると話せば、いったいどれが本命の職種なのかを厳しく問われることが予想されるからだ。説明に自信がないようならば、併願先のいくつかは伏せておいてよいかもしれない。(つまり、併願先として申告するのは消防だけにするとか……。)

◆これまで受験したことがあるか
「これまで東京消防庁を受験したことがあるか」という訊かれ方のほかに、「前回合格しなかったのはなぜだと思うか」「前回不合格になってから何を努力してきたか」といった質問も多い。自分なりに前回の反省をふまえて具体的にこのような準備をしてきた、という内容で答えておけば問題ないだろう。
 なお、その逆に「今回合格しなかったらどうするのか」という質問もありえる。これについても、答え方はきちんと決めておいてほしい。あやふやな答え方はよくない。
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2021年05月28日

【面接試験直前対策記事−4】自己PR

 面接試験において、志望動機と並ぶもう一つの柱は「自己PR」だ。とくに最近の東京消防庁1類の面接カードでは「面接でPRしたいこと」が最初に来ているので、書く内容・話す内容は事前にじっくり練りあげておかなくてはならない。
 まず、「自己PR」を語るさいの一般的な注意点を挙げてみよう。

★自らのアピールポイント・強みは、わかりやすいキャッチフレーズの形で示す。

 「使命感」「向上心」のようなありがち1単語だけでは弱い。いくつかことばを組み合わせて、自分ならではのキャッチフレーズをくふうしてみるとよい。

★アピールポイントを示したら、それを裏づける実績・経験も合わせて述べる。
 あたりまえのことだが、具体的な実績・経験が示されなければ、面接官は納得しない。

★アピールポイントは、消防官の職務に活かせる内容のものにする。
 消防の仕事内容に関連性が強いと考えられるキーワード(の系列)をいくつか例示してみるとすれば、たとえば、

・使命感/責任感……
・チームワーク/協調性……
・積極性/リーダーシップ……
・コミュニケーション能力(正確に聞き取る/わかりやすく伝える/相手の気持ちを汲む)
・向上心/つねに学び続ける心……
・冷静な判断力/広い視野……


 ……などが挙げられる。これらの中で、あなたが自信をもってPRできるのはどの系統だろう?
 なお、いまあげたのは自分自身の性格・職務スキルに関する一般的なアピールポイントなのだが、消防の業務に直結する専門的なスキルや知識を持っている人は、当然それも最大限PRすればよい。
 専門的なスキルや知識の例としては「救急救命士」の資格などが思い浮かぶが、いまの情勢であれば、「(英語や中国語などの)語学力/異文化コミュニケーションの経験」「ICT関連のスキル」なども強いアピールポイントになる。
 なお、わざわざ言うまでもないかもしれないが、「自己PR」(アピールポイント)を考えるさいには、これからの仕事のどんな局面でそのアピールポイント・強みを活かせるのか、という説明も一緒に考えておくこと。
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