2021年04月09日

東京消防庁T類 論文試験練習用課題(対策問題)−3

 3月中にアップした課題−1、課題−2に続き、課題―3を提示します。今回は課題−1と同様に、「グラフ・資料を読み取る」タイプになっています。

「以下の資料を見て、高齢者の日常生活事故に関して読み取れる課題と対応策について、あなたの考えを具体的に述べなさい。」(800字以上〜1200字程度)

【年齢別の事故の種類別構成割合】
図1later.png

【発生場所別搬送人員】
図2late.png
( いずれのグラフも東京消防庁「救急搬送データからみる日常生活事故の実態」H30[2018]年による。)

※グラフが小さくて見えない場合は「新しいタブで開く」で表示してみてください。それができなければ、お手数ですが以下の元資料でご確認ください。
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/topics/201910/nichijoujiko/data/all.pdf
(【年齢別の事故の種類別構成割合】のグラフはp.20, 【発生場所別搬送人員】のグラフはp.17に掲載されています。)

[答案作成のヒント]
 前回同様、まずは答案の構成のしかたをざっと確認しておきましょう。
 与えられたテーマから、「高齢者の日常生活事故に関して読み取れる課題」+「対応策」を述べればよいことがわかります。したがって、最もシンプルな構成は、

(1)資料から読み取れる課題
(2)対応策−1
(3)対応策−2
(4)まとめ

 ……といったかたちになるでしょう。
 あくまでこれは一例。たとえば、「課題」を2つに分割し、

(1)読み取れる課題−1
(2)それへの対応策−1
(3)読み取れる課題−2
(4)それへの対応策−2
(5)まとめ

 ……といった展開でも、もちろんOKです。(「課題」については1つだけ挙げろとは指示されていませんからね。)
 なお、「課題」「対応策」の中身については、以下のような点にくれぐれも留意しましょう。

★与えられたテーマには「高齢者の日常生活事故〜〜」とありますから、「高齢者」だけに焦点を当てればよいはずです。(それ以外の年代の人たちを考慮する必要はありません!)

★このテーマでは2つの資料(グラフ)が示されています。1つだけではなく、なぜこの2つをそろえて見せているのか、出題者のねらいをよく考えてみるようにしてください。

★並列構造を用いて「対応策」(や「課題」)を2つに分割するさいには、適切な組合せになるように気をつけます。たとえば、2つあげた「対応策」が、よくよく考えるとほとんど同じことだった(かなり重なりあう内容だった)……といったミスを犯さないように!


 さあ、みなさんならどのような答案を作りますか?

 答案例と詳しい解説は今月(4月)19日頃までに「追加・訂正ブログ」上にアップするようにします。(こちらのブログでもお知らせしますね。)
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2021年04月04日

T類論文 練習用課題−2の答案例・解説について

 3月26日に提示しておいたT類論文対策の練習用課題−2(東京消防庁に対する都民の信頼を高めるために必要なこと)の答案例および解説を、予定通り「追加・訂正ブログ」にアップしておきました。アクセスできる方はぜひ一読してくださいね。

※「追加・訂正ブログ」のURL、ユーザー名、パスワードは「論文試験対策テキスト」(2021年受験版)の1ページ目下段に記載されています。(アクセスのさいにはユーザー名、パスワードの入力も求められますのでご注意ください。)
 「論文試験対策テキスト」については以下をご覧ください。
https://tokyoshobosiken.seesaa.net/article/480170884.html
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2021年04月03日

東京消防庁消防官T類採用試験 申込受付開始

 昨日4月2日より、東京消防庁消防官T類採用試験の受付期間に入っています。(15日まで。)
 受験を予定されている方は、忘れず申込をおすませください。いちおう、念のため……。
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2021年04月01日

東京消防庁T類論文 「作文」的課題での答案の急所

 今年は先日(3月26日)提示した練習用課題(対策問題)−2のような感じの「作文」的な課題での練習もやっておくべきですね。こうしたタイプの課題での答案構成法については、直前対策記事シリーズ(7)〜(9)あたりで詳しく取り上げました。
東京消防庁T類 論文試験対策2021最新版(7)
東京消防庁T類 論文試験対策2021最新版(8)
東京消防庁T類 論文試験対策2021最新版(9)
 きょうは、答案構成に先立つ大切なポイントについてお話ししましょう。(先日、東京消防庁消防官T類を志望するみなさんの答案を集中的に添削する機会がありまして、あらためて痛感したことです。)
 たとえば、「消防官に必要なこと」「消防官に求められるもの」など、仕事に関する姿勢(あるいは組織のあり方)について述べさせるタイプの作文的課題においては、
・消防官(や消防機関)に求められるものを明快なキャッチフレーズにして示す
 ように心がけるべきですが、この点は大多数のみなさんがしっかりクリアできています。しかし、もうひとつ、とても大切なポイントがあります。それは、
・なぜそれが消防官(東京消防庁)の仕事に必要なのか、その理由を明確に述べる
 ということ。
 「消防官に求められるもの」の中身は「チームワーク」「規律」「冷静な判断力」「コミュニケーション能力」……など実にいろいろな側面から考えられ、答案ではどれを取り上げて書くこともできますよね。でも、ここで気をつけてください。消防官の仕事に「チームワーク」「規律」「冷静な判断力」「コミュニケーション能力」……が重要だと言えるのは、いったいなぜなのか? 答案ではそれをしっかり説明してほしいのです。
 とくに「かっこいい」「高度な」説明でなくてもいい。ごくふつうの、わかりやすい説明で十分です。しかし、こうした理由の説明がきちんとあるかないかが答案の説得力を大きく左右します。ごくシンプルな作文的な課題で書く場合には、ぜひこの点に留意してくださいね。(「あたりまえだからわざわざ説明しない」というのはだめ!)
 先日の対策課題−2について言えば、「東京消防庁に対する都民の信頼を高めるために必要なこと」の中身はいろいろあります。何を選んでも構いませんが、それが東京消防庁に対する都民の信頼を高めることにつながるのはなぜなのか? その説明にしっかりこだわってみてください。

※練習用課題(対策問題)−2の答案例・解説は予定通り、4月4日にアップします。
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2021年03月29日

令和2年中の救急出動件数等(速報値)

 3月26日、総務省消防庁が「令和2年中の救急出動件数等(速報値)」を公表しました。
https://www.fdma.go.jp/pressrelease/houdou/items/sokuhouti.pdf
 令和2年(2020年)中の救急車による出動件数は593.4万件、搬送人員は529.4万人で、それぞれ前年に比べると1割以上減少しています。
 全国での救急出動件数や搬送人員が減少したのは2008年以来、12年ぶり。減少した理由としては、「新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う衛生意識の向上や不要不急の外出自粛といった国民の行動変容により、急病、交通事故及び一般負傷等の減少に繋がったこと」があげられています。
 一方、現場到着所要時間や病院収容所要時間については、救急現場における新型コロナウイルス感染症への対応などを背景に、前年よりも延びたそうです。

※余談ですが、東京消防庁では「出動」ではなく「出場」という言い方をします。したがって、論文試験の答案には「出場件数」などと書くとよいでしょう。この記事の本題とは関係ありませんが、念のため。
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