2022年05月02日

東京消防庁T類 論文試験練習用課題(対策問題)−5

 5回目の課題を提示します。今回はすこし目先を変えて「救急」について。最近では2019年1回目で出題されています。

「資料『(救急車の)現場到着所要時間及び病院収容所要時間の推移』から読み取れる課題を2つあげ、その対応策についてあなたの考えを具体的に述べなさい。」

<現場到着所要時間及び病院収容所要時間の推移>(もともとのグラフは折れ線グラフ)
・現場到着所要時間
平成12(2000)年:6.1分
平成17(2005)年:6.5分
平成22(2010)年:8.1分
平成27(2015)年:8.6分
令和2(2020)年:8.9分

・病院収容所要時間
平成12(2000)年:27.8分
平成17(2005)年:31.1分
平成22(2010)年:37.4分
平成27(2015)年:39.4分
令和2(2020)年:40.6分

*『救急救助の現況』(総務省消防庁/令和3年版)より

<答案作成のポイント>
 出題者側が期待する2つの課題はすぐにわかると思います。対応策をどれくらい具体的に述べることができるかが勝負です。
 なお、全体の段落構成・展開もとくに難しくはありません。

(1)読み取れる課題を2つ示す
(2)課題−1への対策
(3)課題−2への対策
(4)まとめ

 これが一番シンプルなかたちですが、

(1)読み取れる課題は2つある。
(2)課題−1+それへの対応策
(3)課題−2+それへの対応策
(4)まとめ

 ……という構成でもOK。むろん、(2)(3)はさらに2つの段落に分割して書いてもいいですね。
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2022年04月27日

練習用課題−4 答案例および解説の掲載

 4月22日に提示しておいたT類論文対策の練習用課題−4(高齢者の日常生活事故関連)の答案例および解説を、予定通り「追加・訂正ブログ」のほうにアップしておきました。アクセスできる方はぜひ一読してみてください。
 課題ー5は来月初めに提示したいと思います。

※「追加・訂正ブログ」のURL、ユーザー名、パスワードは「論文試験対策テキスト」(2022年受験版)の1ページ目下段に記載されています。(アクセスのさいにはユーザー名、パスワードの入力も求められますのでご注意ください。)
 「論文試験対策テキスト」については以下をご覧ください。
https://tokyoshobosiken.seesaa.net/article/484810628.html
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2022年04月25日

令和3年度救急業務のあり方に関する検討会報告書

  4月22日、総務省消防庁が「令和3年度救急業務のあり方に関する検討会報告書」を公表しました。
https://www.fdma.go.jp/pressrelease/houdou/items/220414_kyuuki_01.pdf
 報告書は
第1章 救急業務におけるメディカルコントロール(MC)体制のあり方
第2章 蘇生ガイドライン改訂への対応
第3章 ICT 技術を活用した救急業務の高度化
第4章 救急安心センター事業(♯7119)の全国展開に向けた検討
 …という章立てになっています。
 200ページを超えるのですべてを読むのはちょっと厳しいですが、第3章「ICT技術活用」の検討事例などはなかなか興味深いです。(救急隊員が現場の状況や傷病者の状態について5Gを活用して医療機関にリアルタイムで映像を伝送する、現場の情報を音声認識機能を活用して自動的に文字に起こす、の2つ。)時間が許せば、覗いてみてください。
 ちなみに、第4章では♯7119が「救急安心センター」となっていますが、東京消防庁での名称は「救急相談センター」です。論文答案で東京消防庁の取り組みとして述べるさいには「救急相談センター」と書いてくださいね。いちおう、念のため。
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2022年04月22日

東京消防庁T類 論文試験練習用課題(対策問題)−4

 4回目の課題です。今回はまた「グラフ・資料を読み取る」タイプでやってみましょう。

「以下の資料を見て、高齢者の日常生活事故に関して読み取れる課題と対応策について、あなたの考えを具体的に述べなさい。」(800字以上〜1200字程度)

【年齢別の事故の種類別構成割合】
zu1.png

【発生場所別搬送人員】
zu2.png
( いずれのグラフも東京消防庁「救急搬送データからみる日常生活事故の実態」令和元[2019]年による。)

※グラフが小さくて見えない場合は「新しいタブで開く」で表示してみてください。それができなければ、お手数ですが以下の元資料でご確認ください。
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/topics/nichijou/kkhdata/data/all.pdf
(【年齢別の事故の種類別構成割合】のグラフはp.20, 【発生場所別搬送人員】のグラフはp.17に掲載されています。)

<答案作成のポイント>
 まずは答案の構成のしかたをざっと確認しておきましょう。
 与えられたテーマから、「高齢者の日常生活事故に関して読み取れる課題」+「対応策」を述べればよいことがわかります。したがって、最もシンプルな構成は、

(1)資料から読み取れる課題
(2)対応策−1
(3)対応策−2
(4)まとめ

 ……といったかたちになるでしょう。
 あくまでこれは一例。たとえば、「課題」を2つに分割し、

(1)読み取れる課題−1
(2)それへの対応策−1
(3)読み取れる課題−2
(4)それへの対応策−2
(5)まとめ

 ……といった展開でも、もちろんOKです。(「課題」については1つだけ挙げろとは指示されていませんからね。)
 なお、「課題」「対応策」の中身については、以下のような点にくれぐれも留意してください。

★与えられたテーマには「高齢者の日常生活事故〜〜」とありますから、「高齢者」だけに焦点を当てればよいはずです。(それ以外の年代の人たちを考慮する必要はありません!)

★このテーマでは2つの資料(グラフ)が示されています。1つだけではなく、なぜこの2つをそろえて見せているのか、出題者のねらいをよく考えてみるようにしてください。

★並列構造を用いて「対応策」(や「課題」)を2つに分割するさいには、適切な組合せになるように気をつけます。たとえば、2つあげた「対応策」が、よくよく考えるとほとんど同じことだった(かなり重なりあう内容だった)……といったミスを犯さないように!


 みなさんならどのような答案を作りますか?

※答案例と詳しい解説は4月27日頃に「追加・訂正ブログ」上にアップする予定です。
※答案の構成のしかたについては、すでに「論文試験対策2022最新版(全11回)」の記事(2月16日〜3月23日にかけて掲載)でもくわしく取り上げていますので、ご参照ください。
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2022年04月13日

練習用課題−3 答案例および解説の掲載

 4月8日に提示しておいたT類論文対策の練習用課題−3(都民の信頼を高めるために必要なこと)の答案例および解説を、予定通り「追加・訂正ブログ」のほうにアップしておきました。アクセスできる方はぜひ一読してみてください。
 こうした系統の課題では、「必要なこと」の内容は実にさまざまな角度から考えることができるでしょう。ただ、どんな内容を挙げるにせよ、なぜ東京消防庁に対する都民の信頼を高めることにつながるのかを明確に(一読してわかるように)説明する必要がありますよ。その点が評価を大きく左右することになると思いますね。

※「追加・訂正ブログ」のURL、ユーザー名、パスワードは「論文試験対策テキスト」(2022年受験版)の1ページ目下段に記載されています。(アクセスのさいにはユーザー名、パスワードの入力も求められますのでご注意ください。)
 「論文試験対策テキスト」については以下をご覧ください。
https://tokyoshobosiken.seesaa.net/article/484810628.html
posted by TP at 08:00| 論文 対策課題(予想問題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする