2021年03月26日

東京消防庁T類 論文試験練習用課題(対策問題)−2

 3月15日に提示した課題−1に続いて、課題−2を提示します。
 今回は前回とは違い、「作文」のようなシンプルなテーマです。

「東京消防庁に対する都民の信頼を高めるために必要なことをとくに2つあげ、それをふまえて今後、あなたが当庁の職員としてどのように行動するかを具体的に述べなさい。」(800字以上〜1200字程度)

 T類採用試験では長らくこうしたタイプの課題は出ていなかったのですが、最新2020年2回目の課題がこの手の作文っぽいテーマだったことを考慮すると、絶対に練習しておくほうがよいでしょう。(ちなみに、U類の採用試験では2017年にこの類題が出ています。)
 なお、今回の練習用課題は「論文試験対策2021最新版」の記事に従えば、BタイプとDタイプをミックスしたような内容にしてあります。

[答案作成のヒント]
 答案作成のカギは、やはり「必要なこと」2つをどのような組合せにするかです。うまい組み合わせをなかなか思いつかないようなら、
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/kk/priority/priority1.pdf(「東京消防庁重点施策」)
……なども参考にしてみると良いと思います。
 内容的に重ならないような組合せにすることが大事ですが、それぞれ「東京消防庁に対する都民の信頼を高めるために必要なこと」である点にも注意してくださいね。仕事をするうえでの漠然とした心がけを述べるだけではダメ。それによってなぜ東京消防庁に対する都民の信頼が高まるのかという理由もきちんと示さなくてはなりません。
 「必要なこと」2つの組合せさえきちんと固まれば、全体の答案構成で迷うことはないと思います。
 たとえば、

(1)導入
(2)必要なこと−1
(3)それをふまえて、自分は東京消防庁職員としてどのように行動するか
(4)必要なこと−2
(5)それをふまえて、自分は東京消防庁職員としてどのように行動するか
(6)まとめ・しめくくり

 ……というふうに組み立て、それぞれをていねいに説明していけばよいでしょう。
 自分ならいったいどんな内容・構成で書くか、ぜひ考えてみてください。

※答案例と解説は4月4日前後に論文試験対策テキストをお持ちの方を対象とする「追加・訂正ブログ」上にアップする予定です。(アップすればこちらのブログでもお知らせします。)
※答案の構成のしかたについては、すでにこのブログの「論文試験対策2021最新版(全10回)」記事(3月3日〜3月12日にかけて掲載しています)でくわしく取り上げていますので、ご参照ください。
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2021年03月23日

救急業務のあり方に関する検討会 報告書

 3月19日、総務省消防庁が「令和2年度 救急業務のあり方に関する検討会 報告書」を公表しました。
https://www.fdma.go.jp/pressrelease/houdou/items/210316_kyuuki_01.pdf
 報告書は「救急業務におけるメディカルコントロール体制のあり方 」「救急活動における ICT 技術導入」「蘇生ガイドライン改訂への対応」「♯7119の全国展開に向けた検討」「救急隊の感染防止対策 」「救急業務に関するフォローアップ」の6章から成っています。(上のPDFファイルの2ページ目に各章の概要あり。)
 「#7119」については詳しくご存じのみなさんも多いでしょう。残る項目のうち、「ICT 技術導入」「感染防止対策」などについては拾い読みしておくと面白いかもしれません。(報告書の全文を読むのはかなりたいへんですので……。)
 東京消防庁消防官T類採用試験では、2019(平成31)年1回目の論文試験でズバリ「救急車の適正利用」に関するテーマが出題されています。救急業務に関わる主要な論点、施策はいちおう押さえておきましょう。(細かい内容まで覚える必要はありませんが。)
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2021年03月22日

東京消防庁 WEB業務説明会

 東京消防庁の採用サイトに「WEB業務説明会」の動画がアップロードされました。
https://tfd-saiyo.jp/briefing/web.html
 都合がつかず、会場での業務説明会に参加できなかった方、ぜひご覧になってください。
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2021年03月20日

T類論文 練習用課題−1の答案例・解説について

 3月15日に提示しておいたT類論文対策の練習用課題−1(消防団関連)の答案例および解説を、予定通り「追加・訂正ブログ」にアップしておきました。アクセスできる方はぜひ一読してくださいね。

※「追加・訂正ブログ」のURL、ユーザー名、パスワードは「論文試験対策テキスト」(2021年受験版)の1ページ目下段に記載されています。(アクセスのさいにはユーザー名、パスワードの入力も求められますのでご注意ください。)
 「論文試験対策テキスト」については以下をご覧ください。
https://tokyoshobosiken.seesaa.net/article/480170884.html

※練習用課題−2は3月25日〜26日頃に出題する予定です。(課題−1とはまったく別のタイプのテーマ。)もうしばらくお待ちください。
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2021年03月15日

東京消防庁T類 論文試験練習用課題(対策問題)−1

 東京消防庁T類消防官の論文試験の出題傾向をふまえた練習用課題の一つめを提示します。2017年1回目試験から7回連続で出された「資料・グラフを読み取って論述する」タイプです。自分ならどのように答案を構成するか、ぜひ考えてみてください。

「資料『消防団員の年齢構成比率の推移』から読み取れる課題と対応策について、あなたの考えを具体的に述べなさい。」(800字以上〜1200字程度)

【消防団員の年齢構成比率の推移】(R2消防白書より)
tokei.png

※グラフが小さくて見えない場合は「新しいタブで開く」で表示するか、あるいは以下のファイルを開いて「特集3-2図 消防団員の年齢構成比率の推移」のグラフをご覧ください。
https://www.fdma.go.jp/publication/hakusho/r2/items/special3.pdf

[答案作成のヒント]
 与えられたテーマから、「読み取れる課題」+「対応策」を述べればよいことがわかります。答案の組み立てとして最もシンプルなのは、

(1)読み取れる課題
(2)対応策−1
(3)対応策−2
(4)まとめ

 このような4段落構成でしょう。
 もちろん、

(1)読み取れる課題−1
(2)それへの対応策−1
(3)読み取れる課題−2
(4)それへの対応策−2
(5)まとめ

 ……というふうに課題を2つに分割することもできますし、また、

(1)「消防団」をめぐる現状
(2)読み取れる課題
(3)対応策−1
(4)対応策−2
(5)まとめ

 このように「現状」を簡単にまとめた段落を冒頭に置く手もあります。

 「課題」「対応策」の中身については、以下のような点にくれぐれも留意しましょう。

★課題を読み取るさいには、なぜこのグラフ(「年齢構成比率」)が示されているのかをよく考えてください。出題者はこのグラフからどんな課題を読み取ってほしいのでしょうか。このグラフと無関係の内容を述べてはなりません。

★並列構造を用いて「対応策」(や「課題」)を2つに分割するさいには、適切な組合せになるように気をつけてください。たとえば、2つあげた「対応策」が、よくよく考えるとほとんど同じことだった(かなり重なりあう内容だった)……といったミスを犯さないように。


※答案例と解説は約1週間後、論文試験対策テキストをお持ちの方を対象とする「追加・訂正ブログ」上にアップする予定です。(アップすればこちらのブログでもお知らせします。)
※答案の構成のしかたについては、すでに「論文試験対策2021最新版(全10回)」の記事(3月3日〜3月12日にかけて掲載)でくわしく取り上げていますので、ご参照ください。
posted by TP at 11:00| 論文試験対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする